最新の干し芋のおすすめ返礼品
個人的におすすめの干し芋の返礼品をランキング形式で紹介します。ランキングの基準は、還元率、大きさ、ブランド、産地、販売実績、口コミなどを独自に調べて参考にしています。
驚くほど評価が高く、安さや美味しさなど総合的に最高の干し芋です。
「幸田商店」という茨城県ひたちなか市にある干し芋専業メーカーのお礼の品です。自社の農場でさつまいもを栽培することで食の安全性にもこだわり、ほしいも品評会では過去に最優秀賞を受賞しています。
平切りの干し芋を5袋と丸干しの干し芋を5袋がセットになっているので、両方を食べ比べできます。一般的に丸干しの干し芋の方が人気で値段は少し高いことが多いようですが、ふるさと納税の返礼品では丸干しはあまり見かけません。
ふるさと納税の返礼品としては記載時点で40件以上の口コミがあり、総合評価は「4.86」です。また、「幸田商店の楽天通販ページ」にある干し芋の商品を見ると、記載時点では330件以上の口コミ、総合評価は「4.77」という驚くべき数値です。まさに、掘り出し物の返礼品と言えます。
公式通販サイトを見ると、平切りの干し芋150グラムは税込み500円、丸干しの干し芋150グラムは税込み570円で販売しています。こちらの返礼品と同じ量に換算すると合計で5350円、寄付金額に対する還元率は約45%です。コスパが良く、しかも味の評価が高くて食べ比べもできるということで、個人的におすすめの干し芋です。
干し芋では定番の茨城県ではなく、鹿児島県産の紅はるかを使った干し芋です。量は1キロと多いため、干し芋が好きで思う存分食べたい、家族みんなで分けて食べたいときにおすすめです。
日本農業新聞は、1984年から「一村逸品」コーナーを設けて、全国の農産加工品を紹介しています。そこに掲載された商品の中から、年間大賞が一つ決まります。こちらの干し芋は、2016年に一村逸品大賞を受賞しています。
受賞した理由の一つに「ねっとりとした食感」が評価されています。そのため、ねっとりした干し芋が好きな人の返礼品にぴったりです。
一村逸品大賞の審査委員長を務めた漫画家のやくみつるさんがパッケージのイラストを描いています。鹿児島ということで、西郷隆盛が干し芋を持っているイラストです。一般的な干し芋はパッケージがシンプルで渋いものが多いため、このような可愛らしいイラストは高評価です。
干し芋ではありませんが、関連した返礼品として非常に人気のものがあったので紹介します。それは、鹿児島県阿久根市の焼き芋です。
紅はるかを専用の貯蔵庫で100日間熟成して甘みを引き出し、皮付きのまま焼き芋にしています。これが本当に美味しいと評判で、口コミのレビューでは最高評価の星5つが連続しています。※商品の差し替えのため、現在は評価、レビューが消えています
冷凍なので、少し解凍すれば芋アイスとして食べられますし、電子レンジで温めればしっとりと甘い焼き芋になります。
干し芋と一緒にもらって、味の違いを食べ比べしてみるのもおすすめです。
⇒ 現在でもお得感はありますが、2020年の4月から寄付金額は同じままに干し芋の量が半分に減っています。(2020/5/2)
⇒ おまけの芋スティックはなくなりましたが、焼き芋の量が500グラムから2キロと大幅に増えています。寄付をするなら今がチャンスです。(2020/9/10)
「芋屋久兵衛(いもやきゅうべい)」という茨城県潮来市にある干し芋の専門店のお礼です。甘みを最大限に引き出した紅はるかの干し芋を1万円のふるさと納税で900グラムもらえます。
芋屋久兵衛の特徴は、口コミの高評価が非常に多いことです。楽天市場でこれと同じものが販売されており、記載時点では24件のレビューがありますが、最高評価の星5つと星4つが23件を占めています。Yahooショッピングでは、89件のレビューがある中で星5つと星4つが79件あります。「甘くて柔らかい」「リピート購入」といった絶賛のコメントが数多くあります。
芋屋久兵衛は、さつまいもの生産、干し芋の加工から販売まで全て一貫して行う会社です。さつまいもを収穫した後は、茨城県の風土を活かした環境で温度管理をしながら、じっくりと熟成させているそうです。こだわりぬいた干し芋だからこそ、通販サイトでの評価が高いのでしょう。ちなみに、記載時点では同じものが600グラムで税込み2230円で販売されているので、寄付金額に対する返礼品の還元率は約33%です。
量よりも品質にこだわる方におすすめなのが、茨城県東海村の干し芋です。自社工場で生産される干し芋の中でも、特に品質の良いものを厳選した「特選」シリーズです。「特選」になれるのはほんの一握りだそうで、プレミアムな価値があります。
返礼品の提供元は「てるぬまかついち商店」です。平成14年から干し芋の加工を本格的に始めて、現在は「自然食の店 ひなた畑」という直売所&カフェを営業したり、タンザニアにサツマイモの加工会社を設立したりと、業務を広げています。
公式通販サイトを見ると、「特選」干しいもは200グラムあたり税込み900円で販売しています。800グラムに換算すると3600円、寄付金額に対する還元率は36%になるので、かなりお得なお礼の品です。ただし、高級な分、他の返礼品よりも量が少ないところはマイナスポイントです。
そもそも干し芋って何?
干し芋は、さつまいもを干して乾燥させた食べ物です。さつまいも畑で収穫したら、蒸してからカットします。
その後は、ビニールハウスや乾燥機などを使ってさつまいもを乾燥させると干し芋の完成です。
干し芋の魅力は、まず第一に美味しいこと。砂糖や添加物を使っていないのに甘くて、ねっとりとした食感がたまりません。オーブントースターで少しだけ炙るとさらに甘みと旨みが増します。
しかも、さつまいもが原材料なので栄養価が高いです。食物繊維やビタミンなどの栄養価が含まれており、便秘解消や美容への効果を期待できます。ポテトチップスなどのお菓子を食べるよりはずっと健康に良く、子供にも安心して与えられるおやつになります。
干し芋の返礼品を選ぶ際のポイント
干し芋の返礼品を選ぶときにどこを見たら良いか、個人的に気をつけているポイントを紹介します。
さつまいもの品種
ふるさと納税の干し芋を調べていると、「紅はるか」というさつまいもの品種を使っていることが多いです。紅はるかは糖度が高く、安納芋よりも甘いと言われることがあります。紅はるかの干し芋を選んでおけば間違いないと思いますが、中には他の品種との食べ比べセットもあるので、そちらもおすすめです。
生産者
干し芋は誰が生産しているかによって味が変わります。同じ紅はるかを使っていたとしても、スライスの仕方や熟成の仕方などは違います。中には不味いものもあるので、きちんと口コミなどをチェックしてから選んでください。
産地
「茨城県観光物産協会」によると、茨城県は干し芋の生産量が日本一です。全国に流通する干し芋の9割は茨城県で生産されており、茨城県の市町村には干し芋を販売するお店がたくさんあります。茨城県はさつまいもの生育に適した土壌があり、海風の吹く気候が乾燥の工程に向いていたそうです。ふるさと納税では、茨城県の干し芋を選ぶのが無難ですが、さつまいもの産地として有名な鹿児島県や宮崎県の干し芋も人気があります。
過去におすすめしていた干し芋の返礼品
過去にランキングに掲載したが、その後に評価を下げた返礼品を参考に残しておきます。
子供がいたり、干し芋が大好きといった場合など、干し芋の「量」を重視する人におすすめです。1万3千円のふるさと納税で、150グラムを10パック、100グラムを2パック、合計1.7キロの干し芋をもらえます。賞味期限は約3ヶ月あるので、家にストックしておいてお腹が空いたときやおやつに最適です。
ただし、注意点としては、干し芋と言えば茨城県ですが、こちらは宮崎県産の紅はるかを100%使用しています。「甘みが少ない」、「厚みがなくて歯ごたえが固い」といった口コミもあるので、気になる方は止めましょう。
返礼品の提供元は「ヤミー・フードラボ」という会社です。宮崎県の食べ物にこだわって幅広い商品を販売しており、干し芋の専門店ではありません。大人気商品は、カルシウムを取れて健康に良く、しかも美味しくてやみ付きになるという「アーモンド小魚」です。
この干し芋と同じものを過去に300グラムあたり1380円で販売していたようです。100グラムあたり460円、1.7キロでは7820円になります。還元率は約6割なので、抜群にコスパは良いです。
⇒ 品切れになったのでランキングから除外しました。(2020/3/2)
「ほしいも株式会社」という干し芋とぶどうの生産・販売を行っている会社の返礼品です。1万円の寄付で1キロの干し芋をもらえます。こちらのお礼は「紅はるか」という品種ですが、他には「たまゆたか」との食べ比べセットもあります。
干し芋の職人が一つずつ手作業でスライスした平干しの干し芋です。見た目は綺麗な黄金色で、いかにも美味しそうな雰囲気が伝わります。ほしいも株式会社はYahooショッピングで通販をしていますが、口コミを見ると絶賛のコメントが数多く見つかります。
楽天で同じ干し芋を販売していますが、記載時点の値段は4370円です。還元率は約43%になるので、非常にお得な返礼品です。ただし、賞味期限が約1ヶ月と他の返礼品より少し短いので注意してください。
⇒ 品切れになったのでランキングから除外しました。(2020/3/2)
こちらは、コスパが非常に良い干し芋の返礼品です。1万円のふるさと納税で、合計1.2キロの干し芋をもらえます。
安いのに大容量な理由は、正規品に入らなかった訳ありの干し芋だからです。とは言っても、農薬や化学肥料を使わずに栽培した紅はるかが原材料で、安全面に不安があるわけではないです。
通常の干し芋よりも固く、歯ごたえがあるようです。電子レンジで温めるなどして工夫して食べると美味しくなると思います。
コスパは良いですが、第一位に紹介した幸田商店の干し芋よりは少しだけ負けています。
そのため、基本的には幸田商店の方がおすすめですが、幸田商店は寄付金額が1万2千円なので、1万円までしか寄付ができないという場合にはこちらの返礼品も良いでしょう。
数量限定で残りわずかなので、気になる方はお早めに申し込んでください。
⇒ 品切れになったのでランキングから除外しました。(2020/9/10)