最新の魚の干物のおすすめ返礼品
個人的におすすめの魚の干物の返礼品をランキング形式で紹介します。ランキングの基準は、還元率、大きさ、ブランド、産地、販売実績、口コミなどを独自に調べて参考にしています。なお、魚の種類については季節や漁獲状況などによって変わることがあるので注意してください。
2019年上半期の楽天ふるさと納税において、全ての返礼品の人気ランキングで第26位、干物の中では第2位に選ばれた大人気のお礼の品です。なぜ、そんなに寄付されているかというと、まず何よりも安いからです。寄付金額はわずか5千円、それでいてアジやサバなど全部で16枚の干物をもらえます。
ふるさと納税の干物の返礼品を比べてみると、県外や外国の魚を使用していることも珍しくありません。しかし、こちらの返礼品は、鹿児島県阿久根市の地魚にこだわっているところもポイントが高いです。阿久根市観光サイトによると、阿久根市には「阿久根漁港」という大きな漁港があり、「トロのような舌触り」と評されるアジやサバが水揚げされます。みりん干しや丸干しなどの水産加工品は特産品の一つで、返礼品の提供者である「又間水産」は創業68年以上となる干物のスペシャリストです。
ふるさと納税の魅力は、まだ行ったことがない市町村の美味しい食べ物を知ることにもあります。外国産に手を出さず、地元の魚にこだわった地元の水産会社が提供する干物は、ふるさと納税にぴったりです。
こちらの返礼品の良いところは、様々な種類の干物を食べ比べできることです。ふるさと納税の魚の干物で多いのはアジ、サバ、サンマなどですが、こちらは鯛、カマス、タチウオ、アイゴ、イサキといった珍しい魚が含まれています（内容は変わることがあります）。せっかくなら普段はあまり食べない魚を探している方におすすめです。
提供元の「魚鶴商店」は、和歌山県湯浅町で創業から50年以上が経つ干物の製造会社です。新鮮な魚を特製の塩漬汁に漬け込んでおり、口コミでは辛過ぎないちょうど良い塩加減が評判です。魚は地元和歌山県産が多いですが、北海道産など県外のものも含まれる可能性があります。
魚鶴商店の公式通販サイトを見ると、記載時点では9種18枚の特上干物セットが5000円で販売されています。寄付金額に対する返礼品の還元率は約38%になるので、かなりコスパは良いです。
現時点で400件近い口コミが投稿されている人気の干物です。2018年の年間干物の返礼品ランキングで第1位に選ばれています。
一番のポイントは、「とろさば」というここでしか味わえない干物があることです。とろさばは脂がのった絶品の味わいで、栄養価も多く含まれています。
提供元の「みのだ食品」は、ひたすら干物にこだわった食品会社です。旬の時期に獲れた最も良い状態の魚を熟練の職人が丁寧に手造りしているそうです。干物造りに重要な「水」と「塩」にこだわり、水は鹿児島県日置市の地下水、塩は旨みがたっぷりの「赤穂の塩」を使用しています。
残念なのは2018年の寄付に対する市役所の対応です。想定を上回る申し込みがあり、寄付をしてから半年経ってもお礼の品が届かなかったようで、不満の口コミが多数投稿されています。2019年の年末時点においては「遅延が解消し、納期通りに発送している」と記載されており、それが本当なら問題はありません。ふるさと納税では返礼品自体は魅力的なのに、自治体の対応が悪くて不満につながる事例があり、個人的には勿体ないと感じています。
人気の干物の返礼品を多く出品している静岡県西伊豆町です。こちらの干物も、記載時点で約140件の口コミがある中、星4つ以上が138件と驚くほど高評価になっています。楽天ふるさと納税の2019年上半期の人気ランキングでは、干物の返礼品の中で第3位に選ばれています。アジやサバ、サンマやイワシなど、誰にでも好まれる定番の魚を中心に16枚の干物をもらえます。
個人的な注目ポイントは、イカの干物が含まれていることです。イカは値段が高いためか、ふるさと納税のお礼としてはあまり見かけません。西伊豆産のイカを船上で開き、海の潮風で干すことで、柔らかく甘みがあります。また、こちらの返礼品には金目鯛の干物もあります。西伊豆町がある伊豆半島は金目鯛が名物で、熱海では旅館や飲食店で金目鯛の煮付けが高級料理として提供されます。
せっかく美味しい干物でも、焼き方を間違えると台無しです。「皮をこんがり焼く」「軽く炙る」といったように、魚の種類ごとに焼き方のアドバイスが書いてあるので参考になります。1万円のふるさと納税とは思えないほど見た目が豪華なので、のしの希望を「あり」に選択すれば、ギフトとしても喜ばれると思います。
魚の種類や産地にはあまりこだわらない、その代わりに大量の干物を欲しいという方におすすめの返礼品です。1万円のふるさと納税で、なんと27枚以上の干物をもらえます。一人では飽きてしまうと思うので、子供が多い家族や知人におすそ分けする場合などに最適です。
「訳あり」なので安くなっているわけですが、加工時に切り過ぎただけで味は変わりません。実際に寄付をした方の口コミを見ると、「とても美味しい」「来年もリピートしたい」といった感想が多いです。
「大島水産」は、日本の伝統的食文化にこだわり、干物の加工および販売を行う会社です。東京が本社のようですが、静岡県西伊豆町に工場があります。ホームページを見ると美味しそうな干物がずらりと並んでいるので味は期待できます。
言わずと知れた高級魚「のどぐろ（国産）」の干物を5枚もらえます。個人的にのどぐろは好きなので、寿司や海鮮丼のネタとして食べることがありますが、回転寿司でのどぐろを食べると、マグロやサーモンといった定番の寿司の3倍くらいの値段になることがあります。寿司よりも干物の方が圧倒的に身の量が多いので、寄付金額は数万円になるのかと思いきや、なんと1万円なのでそんなに高くはありません。ふるさと納税を利用して、普段は食べないのどぐろに挑戦してみてはいかがでしょうか。
