昭和記念公園のまんパクで満腹になるまで食べてきました

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昭和記念公園で開催されるまんパクでは、海鮮系から肉系、野菜系やスイーツまで、幅広いグルメが登場します。まんパク初日の平日に美味しい料理を満喫してきました。

目次

まんパクとは

まんパクとは「満腹博覧会」の略称で、日本や世界の美味しいグルメを集めたフードフェスティバルです。東京都の立川にある昭和記念公園の「みどりの文化ゾーン」が会場になっています。2016年の日程は、5月12日〜5月30日の合計19日間です。開場時間は10:30〜21:00となっており、仕事終わりの遅い時間帯でも楽しめるようになっています。

まんパクへの交通アクセス
JR「立川」駅の北口から徒歩10分で、会場となっている昭和記念公園の「みどりの文化ゾーン」に到着します。徒歩の道のりは直線ではないので、事前に確認しておかないと迷います。まんパクのホームページに「会場までの歩き方」が掲載されていますので、必ず確認しておきましょう。

まんパクの入場料

肉フェスは会場への入場料が無料でしたが、まんパクの場合は単に入場するだけでもお金がかかります。まんパクの入場券は3種類存在し、それぞれ平日と休日で値段が変わります。

・まんパク入場券 (平日)500円 (休日)800円
・アフター5入場券 (平日)400円 (休日)700円
・まんパク&国営昭和記念公園セット券 (平日)700円 (休日)1000円

当然ながら、来場者の多い休日の方が入場料が高くなっています。アフター5入場券は、夕方17時以降に入場可能となるチケットで、昼間よりも100円だけ安くなっています。また、まんパクと同時に昭和記念公園にも行きたいという人はセット券も存在します。まんパクは昭和記念公園の「みどりの文化ゾーン」で実施されますが、ここは昭和記念公園の中でも無料エリアに該当します。そのため、昭和記念公園にも行きたいという人は、別途昭和記念公園の入園料が必要になります。昭和記念公園への入園券は通常410円ですから、セット券の方が210円お得になります。ちなみに、私は昭和記念公園にも行きたかったのでセット券を購入しました。

料理の購入方法

料理の購入方法は、現金またはSuicaやPASMOなどの電子マネーです。肉フェスの場合は食券制でしたので、電子マネーがない人はまず最初に食券を購入する必要がありましたが、まんパクの場合は店に直接行って現金か電子マネーで支払いをすることができます。

再入場について

まんパクは再入場ができます。会場を出る際に手の甲にハンコを押してもらい、再入場する際にライトを当ててハンコを確認します。私は昭和記念公園とのセット券を購入していたので、まんパクで一通り食べてから昭和記念公園に向かい、夕方になって再入場をしました。

まんパクの様子

今回は、まんパクの初日の午前11時30分ごろに会場へ到着しました。入場券を購入するところには誰も並んでおらず、すぐに購入することができました。

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会場へ入ると、巨大なまんパク公式キャラクターのバルーンが目に入ります。

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まんパクの会場は、「海鮮」エリアや「スイーツ」エリア、「ワールド」エリアといったように、料理の種類別に分かれています。上の写真のように、店の上に書かれているエリアの名前を頼りに、食べたい店を探していきます。また、入口の近くには来場者が投票して選出された人気店ランキングが掲載されていますので、そちらも参考にすると良いです。ドリンクに関しては、ビールやソフトドリンクなどが売っていますが、スタッフさんに確認したところ飲食物の持ち込みは可能だそうです。

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店で料理を買った後は、上の写真のようにテーブルに座って食べることができます。肉フェスと違ってテーブル席に余裕があり、私が行った時には座り放題でした。

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まず最初に向かったのは、事前にチェックしていた「札幌九兵衛」です。大阪のまんパクで2年連続1位になった有名店です。この店の左隣には「本マグロ解体ショー」のステージが用意されていて、土日には200食限定で「本まぐろ大トロといくらの男気丼(1000円)」を食べることができます。「札幌九兵衛」にはこだわりがあって、一切作り置きをしていない海鮮丼を食べられます。また、新鮮な生うにを使用していたり、お米は北海道産米を使用するなど、細部まで妥協しないところが高評価です。

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ただし、人気店だけあって、店の前には行列ができています。私の前には20人くらいが並んでおり、料理の受け渡しまでに20分くらい待ちました。この店では、列に並んで待っている間に日傘と麦茶を配ってくれます。こうしたちょっとした心遣いが嬉しいですね。ちなみに、同じように海鮮丼を扱っている隣の「まぐろや黒銀」は誰も並んでいませんでした。

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私が注文した料理は、「とろサーモンといくらの親子丼(1500円)」です。とろサーモンといくらがたっぷりと乗った海鮮丼です。私の周りに並んでいた人の多くがこれを注文していました。サーモンには味付けがしてあるため、醤油をかけずにそのまま食べることができます。旅行で海鮮丼を食べてもいくらは気持ち程度に少量しか乗っていないこともありますが、こちらの店は大粒のいくらがふんだんに盛り付けられています。とても美味しくて、すぐに食べ終わってしまいました。

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次に向かったのは、「リトルジュースバー」です。札幌や東京に店舗を持つスイーツの名店です。

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「リトルジュースバー」は、「メロンまるごとクリームソーダ」で有名な「酒趣」の隣にあります。私が行った時には「酒趣」の前に10人以上並んでいたので、数人しか並んでいなかった「リトルジュースバー」に決めました。

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私が注文したのは「いちごけずり(500円)」です。スライスしたフローズンいちごが入ったかき氷の上に、練乳の生ムースがかかっています。練乳のムースは、生クリームと違って甘さが控えめで、口の中で消えるように溶けていきます。かき氷もガリガリとした食感ではなくて、ふわふわとしたタイプです。本物の冷凍いちごが入っているので酸味は強く、さっぱりと食べることができます。値段も安い方ですし、これも買って正解でした。

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まだ満腹にはなりませんので、次の店を探します。悩んだ末に私が選んだのは「十勝牛とろ丼」です。ここは、全国ご当地どんぶり選手権で第3位を獲得し、テレビで何度も紹介されている人気店です。

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牛とろ丼は「レギュラー丼(880円)」と「ハーフ丼(580円)」の2種類があります。上の写真の左側がレギュラーサイズで、右側がハーフサイズです。レギュラーサイズは容器の底が深くなっているだけなので、おそらく牛とろの量はどちらも同じくらいで、ご飯の量が異なると思われます。

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私は値段の安いハーフサイズにしました。色々な種類の料理を食べたいという人はハーフサイズがおすすめです。ご飯の上にはたっぷりと牛とろフレークが乗っており、その上には海苔とネギがあります。牛とろ丼は初めて食べましたが、まさにネギトロの味でした。とても美味しかったですが、ネギトロ丼との違いが最後まで分かりませんでした。

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そして、牛とろ丼の後はお待ちかねの「いばらき食文化研究会 酒趣」です。この頃には1時近くになっており、12時過ぎには20人以上の行列だったこの店も、10人くらいしか並んでいませんでした。「メロンまるごとクリームソーダ」の提供時間は1食あたり0.5分と設定されているため、10人並んでいれば約5分で自分の番が来ることになります。実際に、5分〜10分ほど並んで順番が回ってきました。

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注文したメニューは、もちろん「メロンまるごとクリームソーダ(900円)」です。料理を受け取ってまず最初に感じたことは、ずっしりとしていて重たいということです。メロンの中にはサイダーが入っており、上にはバニラアイスが乗っています。これが予想以上に美味しくて、まんパクの中で一番のあたりでした。メロンは適度に凍っており、暑い天候の中では嬉しいです。また、メロンとサイダーとバニラアイスをスプーンで同時に食べると、普段メロンだけ単体で食べるときとは違って甘さがプラスされ、デザートとしては最高に美味しいです。メロン果肉の量はあまり期待していませんでしたが、予想よりも食べるところが多くて、20分くらいスプーンで削ることに熱中していました。補足ですが、おかわりでソーダとバニラアイスが各100円でもらえるようになっており、この場合は列に並ぶ必要はありません。

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ちなみに、「メロンまるごとクリームソーダ」はプラスチックスプーンの場合は900円ですが、金属スプーンになると1000円になります。店の看板には、「金属スプーンだと折れる心配がなく・・・」と何やら不穏なメッセージが書かれています。これだと、まるでプラスチックスプーンが折れるような印象が漂っており、事実私の前に並んでいた数人は金属スプーンの方を購入していました。実際にプラスチックスプーンを使ってみると、何の問題もなく食べられました。しかし、調子に乗って力強くメロンを削っていると、見事に半分に折れました・・・。全体の3分の2までは折れずに食べられていたので、少し注意して食べれば問題ないはずです。折れるのが心配な人は、100円多く支払うか、自宅から金属スプーンを持参しましょう。

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「メロンまるごとクリームソーダ」を食べて一度会場を出て、昭和記念公園へ行きました。そして、4時頃になってまんパク会場に再入場し、「想いの茸」でおやつを食べることにします。私が行った限りでは、会場全体の中でこの店が一番行列が長かったように感じます。おそらく、しいたけを焼くのに時間がかかるからだと思います。しかし、4時頃には大行列もなくなっており、誰一人並んでいませんでした。

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注文したメニューは「大判しいたけチーズ焼き(350円)」です。大きめのしいたけの上に、チーズが乗っています。しいたけ一つに350円は高いと思っていましたが、非常に肉厚でとても美味しかったです。チーズを乗せたしいたけは初めて食べましたが、合いますね。バター醤油味なんかもありますので、お好きな方を選んでください。

混雑状況について

今回はまんパク初日ということで混んでいると思いましたが、そこまでではありませんでした。10時30分の開場直後を避けて11時30分にまんパク会場へ行ったので、入場券のカウンターには誰も並んでいませんでした。会場内は12時〜13時くらいが一番混雑しており、「札幌九兵衛」や「メロンまるごとクリームソーダ」、「想いの茸」などは20人近く並んでいました。

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しかし、13時を過ぎた頃から列が減り始め、16時に再入場したときには上の写真のようにどの店もガラガラでした。「札幌九兵衛」や「酒趣」の店にも誰一人並んでいません。そのため、混雑を避けたいという人は、平日の13時以降をおすすめします。しかし、12時頃の混んでいる時間帯に行ったとしても、肉フェスと違って大混雑することはありません。テーブル席は沢山余っていますし、行列といっても20分〜30分のレベルです。休日はどうなるか分かりませんが、平日であればそこまで神経質に混雑を気にする必要はないかと思います。

その他

まんパク会場内には、グルメ以外にも幾つかのイベントがあります。大道芸パフォーマンスや有料のキッズエリア、マッサージなどもあるため、料理を食べ終わったら様々な楽しみ方ができます。

感想

今回はまんパク初日に行ったので、テレビ局のカメラが沢山ありました。ゴールデンウィークには、お台場の肉フェスや駒沢オリンピック公園の世界のグルメ名酒博にも参加しましたが、個人的には料理の値段や美味しさはまんパクが一番だったように思います。青空の晴天の下、混雑具合も問題がなくて、とても楽しむことができました。まんパクで料理を満喫した後は昭和記念公園で綺麗な花も見れましたし、充実した1日になりました。

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