ゴールデンウィークにお台場の3大ビックイベントに参加してきた

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今年のゴールデンウィークのお台場では、「肉フェス TOKYO 2016春」、「お台場オクトーバーフェスト2016」、「お台場ハワイ・フェスティバル2016」の三大ビックイベントが同時開催されます。毎年数十万人を動員する一大イベントが集結するということで、ゴールデンウィークのお出かけスポットとしては外すことができません。そこで、4月29日と5月2日の2日間にお台場へ行ってきました。

目次

3つのイベントは徒歩圏内

「肉フェス TOKYO 2016春」、「お台場オクトーバーフェスト2016」、「お台場ハワイ・フェスティバル2016」の3つのイベントはお台場の中でも徒歩圏内です。それぞれのイベント会場は徒歩で数分あれば行き来できるので、せっかくお台場に行ったのであれば全てのイベントを楽しんだ方が良いです。今回は全てのイベントに実際に足を運んできましたので、会場内の様子や混雑具合などを詳しくレポートしていきます。

肉フェス TOKYO 2016春

肉フェスとは、日本や世界各国の肉料理を集めたフードイベントです。普段食べられないような行列店や有名店の肉料理を味わえるということで、昨年は94万人の来場客を集めた国内最大級のフードフェスティバルです。肉料理だけではなく、ビールやスイーツも扱っていますので、ビールを片手に肉料理を食べたり、食後にスイーツを食べたりすることができます。また、会場内にはステージが設置されており、歌手やアイドルが歌や踊りを披露してくれます。お肉の味を堪能するもよし、友達やカップルでワイワイするもよし、アイドルのコンサートを楽しむもよし、自分の好きなようにイベントを満喫することができます。お台場の肉フェス開催日程は、2016年4月28日〜5月8日の10:00〜22:00となっています。会場への入場料は無料で、飲食代のみお金が必要です。

肉フェスの会場の最寄駅は、りんかい線の「東京テレポート」駅です。会場の「シンボルプロムナード公園 夢の広場」までは駅から徒歩1分ほどの距離です。駅を出ると視界の先に人混みができているでしょうから、すぐに気が付きます。

肉フェスのルール

肉フェスで肉料理やビールを購入する方法は大きく2通りあります。まず一つ目は、食券を購入することです。肉フェスの料理は700円または1400円の値段が設定されていますので、1枚700円の食券を使う分だけ事前に購入しておき、700円の料理を注文する場合には食券を1枚渡し、1400円の料理を注文する場合には食券を2枚渡します。二つ目の方法は、電子マネーを使用することです。事前にSuicaやPASMOにお金をチャージしておき、商品の購入時にカードを機械にタッチさせるだけで購入できます。会場の食券売り場は常に大行列になっていますので、電子マネーを使用した方が絶対にいいです。私も事前にチャージしていたおかげで、当日は食券売り場で並ぶ時間が短縮できました。

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上の写真は、肉フェス会場の外にある食券売り場の様子です。見ての通り、とても混んでいます。電子マネーを持っていなくてどうしても食券が必要な場合には、会場内の食券売り場を使用することをおすすめします。肉フェス会場に入って一番奥側にも食券売り場があり、こちらは驚くほど空いていますから、わざわざ会場外の食券売り場で大行列に並ぶ必要はないです。

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ちなみに、電子マネーはSuicaやPASMO以外にも対応しています。

肉フェス会場内の様子

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肉フェスの看板がある入り口から会場へ入ります。

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肉フェス会場内は予想通り大混雑しています。上の写真は11頃の様子ですが、ハワイ・フェスティバルの帰りに15時頃に再度会場内へ入った時も同じくらい混んでいました。

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肉料理だけでも24店舗あるので、事前に食べるものを決めておかないと迷ってしまいます。店の上に飾ってある大きな写真を見比べながら食べたい肉料理を選びます。

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事前のリサーチでは、「ぶっかけトリュフのシルクロース」、「熟成佐賀牛A5ランク厚切りステーキ」、「門崎熟成肉塊焼〜寿司スタイル〜」、「飲めるハンバーグ」を狙っていたのですが、これらの店の前はどこも30、40人の大行列になっています。一方で、10人くらいしか並んでいないような店もあり、人気度合いに偏りがあるようでした。そこで、大人気店を避けて京都きむらてつの「特選牛サーロインカツレツ」に決めました。

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列に並んでから10分ほどで料理が渡されました。会場の中央には座って食事ができるようなテーブルが用意されていますが、この時点ですでに満席で座ることはできません。ライブ用のステージが設置されているスペースの付近は比較的空いているため、そこへ料理を持って行き、立って食べることにします。

私が注文したのは、カツレツと九条ネギをピタに挟んだサンドです。肉が隠れるくらい九条ネギが入っており、ネギ好きにはたまらない感じです。ただし、肝心の肉があまり入っておらず、肉を食べているというよりはサンドイッチを食べている感覚です。牛カツは大好きで食べに行ったりしますが、それを想像して食べると牛カツの味が薄くてパンの味に負けてしまっています。個人的には、肉フェスに来たからにはピタやネギと一緒に食べるよりも、男前に肉だけの料理を選んで肉の味を堪能した方が良いと感じました。

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補足情報ですが、肉フェスの会場横には綺麗な花が咲いている花壇があります。ステージや食券売り場が設置されている会場内の奥側へ行く為には人で溢れかえっている中を進まなくてはいけませんが、この会場外にある花壇脇の歩道を通って行くと、人混みの中を通らずに裏道からステージのある奥側の会場内へ入ることが可能です。

肉フェスの混雑具合について

今回はゴールデンウィークの中でも、祝日の4月29日と平日の5月2日に肉フェスへ行ってきました。平日の方が空いていると思っていましたが、実際に会場へ行ってみると正直どちらも同じくらい混雑しています。会場内は人だらけで、会場前の食券売り場や人気店の前には大行列ができています。時間帯的には2日間合わせて午前11時〜午後6時までの間、肉フェス会場にいましたが、比較的空いていたのは午後5時〜6時くらいで、それ以外は午前も午後も同じくらい大混雑しています。私が帰る6時頃には、大人気店にはあいかわらず行列ができていましたが、それ以外はそこまで混んでいませんでした。私が狙っていた「飲めるハンバーグ」なんかもほとんど並んでいませんでした。

GirlsBombのアイドルイベントについて

5月2日と5月8日には肉フェスのステージにて、GirlsBombのアイドルイベントが開催されます。1日あたり15組ほどのアイドルが参加し、一組あたり15分〜20分で数曲披露してくれます。出演しているアイドルは、テレビに出演している有名グループから初めて聞くようなアイドルまで様々です。このアイドルイベントは無料で参加できるため、普段お金を出してまでアイドルのコンサートには行かないという人でも気軽に参加できることが特徴です。今回は5月2日の部に参加してきましたが、アイドルのパフォーマンスよりも観客のマナーの悪さが目立ちました。周りに迷惑をかけないようにオタ芸をする分には全然良いのですが、明らかにルール違反と思われる行動が多々ありました。例えば、禁止事項に該当する行為だと、リフト、モッシュ、上下裸、泥酔状態での観覧、ライブの撮影は当たり前のようにありました。そうしたことが気になるという人は楽しめないので行かない方が良いです。少なくても、ライブの時間中はステージ前には簡単な柵を設けてお酒の持ち込みは禁止すべきだと感じました。お酒を飲んで泥酔しながら暴れまわるのを放置するのもどうかと思います。

お台場オクトーバーフェスト2016

オクトーバーフェストとは、ドイツのミュンヘンで開催される世界最大規模のお祭りです。パレードを見たり、バンド演奏を聴きながら、ビールを飲んで食事を楽しみます。2015年には、オクトーバーフェストに590万人が来場し、770万リットルのビールが消費されたというのですから驚きです。

そんなオクトーバーフェストが世界各国にも広まり、日本のお台場でも開催されているわけです。会場はシンボルプロムナード公園のセントラル広場で、肉フェスが開催されている「夢の広場」からは徒歩5分ほどです。開催期間は4月28日〜5月8日で、土日・祝日は11:00〜22:00まで実施しています。

オクトーバーフェストのルール

1杯目のビールを購入する際に、グラス代金としてビール代とは別に1000円を支払います。そして、そのビールを飲み干して別の店舗で2杯目を購入する際には、空のグラスと新たなビールを交換してもらえます。1杯目が空になる前に2杯目を購入する場合は再び1000円を支払います。最後に飲んだグラスについてはそのビールを購入した店舗に返却し、その際に1000円が返却されます。注意点としては、最後に複数のグラスが残った場合には、それぞれ購入した店舗へグラスを返却しなければならないということです。少々、仕組みが分かりにくいの気をつけてください。

オクトーバーフェストの様子

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肉フェス会場を抜けて少し歩き、巨大ガンダムの前を通り過ぎるとオクトーバーフェストの会場へ到着です。

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上の写真は1時頃の様子ですが、肉フェスと比べると店の前は空いています。人気の店でも5、6人が並んでいるくらいでしたので、数分待てばビールを購入できます。また、肉フェス会場よりもテーブルの数が多いため、何とか座ることができました。

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まずは1杯目に選んだお店が「パウラーナー」です。「オクトーバーフェスト売り上げNo.1」という説明に惹かれました。

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ビールのグラスは、300ml、500mlといった単位で大きさが分かれています。量が多くなれば当然値段も高くなりますので、あまり飲めない人や色々な種類のビールを飲みたい人は300mlを購入しましょう。

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購入したビールは「ニュンヘナードゥンケル」という黒ビールです。300mlで1100円でした。

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2杯目のビールは「エルディンガー」という店を選びました。

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「ヴァイスビアヘーフェ」という白ビールです。こちらは300mlで1200円でした。1杯目の黒ビールよりも飲みやすかったです。

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ビールのつまみに食べるフードは、ソーセージが美味しそうだった「アルコブロイ」に決めます。

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2種類の巨大ソーセージがついた「ソーセージセット」です。普段はそんなにソーセージを食べませんが、とても美味しいですね。程よく濃い味付けでビールが進みます。

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会場中央部ではバンド演奏をやっており、ステージ前は飛び跳ねる人など異様な熱狂を見せていました。

お台場ハワイ・フェスティバル2016

お台場ハワイ・フェスティバルとは、国内外のアーティストを迎えての本格的ハワイアンミュージックやハワイアンフードなどを楽しむことができるハワイのお祭りです。昨年は40万人を動員しているビックイベントで、日本にいながらまるでハワイに来たかのような雰囲気を味わうことができます。開催日程は、4月29日〜5月8日です。

2016年のお台場ハワイ・フェスティバルには、全部で6つのコーナーが存在します。それぞれ開催場所が異なるため、事前に調べておかないと行きたかったところに行けなくなりますので、簡単に説明しておきます。

1、ハワイアン・パフォーマンス
国内外のアーティストによる演奏。ヴィーナスフォート2F教会広場。

2、ポリネシアン・ショー
ポリネシアの本格的ダンスショー。パレットプラザ。

3、ヘザーブラウンギャラリー
ハワイの人気アーティスト「ヘザーブラウン」のギャラリー。ヴィーナスフォート2F教会広場横。

4、ハワイアンワークショップ
ハワイの文化を体験できるワークショップ。MEGA WEB。

5、ハワイアンマーケット
ハワイのリゾートアイテムやグルメを購入できるマーケット。ヴィーナスフォート2F。

6、ハワイアンフードマーケット
アサイーボウルやガーリックシュリンプなどを食べられるフードマーケット。パレットプラザ。

以上のように、6つのコーナーはそれぞれ会場が異なっており、大きく分けて「ヴィーナスフォート」と「パレットプラザ」と「MEGA WEB」の3箇所が存在します。しかし、これらの建物は隣同士に連結しているため、各施設内から徒歩で行くことができます。

ハワイ・フェスティバルの様子

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肉フェス会場のすぐ近くにある入り口からMEGA WEBに入ります。

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昔の車が展示してあるMEGA WEBの「ヒストリーガレージ」を抜けると、ヴィーナスフォート2Fに到着です。ヴィーナスフォート2Fの教会広場(上の写真)では「1、ハワイアン・パフォーマンス」を開催していますし、同じフロアには「5、ハワイアンマーケット」もあります。

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ハワイアンマーケット内にある「ハワイアンスイーツカンパニー」でマラサダパフが目に止まります。マラサダパフとは、ハワイで愛されている揚げドーナツのようなお菓子です。店の前では10人くらい並んでおり、購入までには10分ほどかかりました。

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買ったものはこちら。中にはメロンクリームの入ったマラサダパフ。周りにはシュガーが付いていて甘いです。しかし、中のクリームは意外と甘さ控えめなので、全体的にはいい感じの甘さに仕上がっています。フワフワの食感でとても美味しく、何個でも食べられそうです。

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他にも、ハワイの伝統食材「ポイ」を使用したクリームパンが美味しそうだったのでお土産に買ってしまいました。ポイとはタロイモのことで、栄養価も高く赤ちゃんのベビーフードとして食べられるほどです。丸々とふっくらとした見た目で、見るからに美味しそうなパンです。

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パンを割ってみると、たっぷりとカスタードクリームが入っています。カスタードクリームが苦手な人は、チョコレートタイプのパンも売られています。食べてみると、非常にもっちりとした食感で普通のクリームパンとは明らかに違います。パンの上に乗ったアーモンドがいいアクセントになって、とても美味しいです。

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ハワイアンフードマーケットが開催されているパレットプラザでは、上のようにハワイ系の店が立ち並び、広場中央にはステージがあります。

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私は700円のアサイーボウルを購入しました。人生で初めて食べましたが、とても美味しいですね。フルーツの下にあるアサイーのスムージーがシャリシャリと適度に凍っていてさっぱりと食べられます。機会があればまた食べたいと思える味でした。

感想

今回はゴールデンウィークの初日と5月2日にお台場へ行ってきました。一度に3つのビックイベントが開催されるため、1日かけてイベントや食事を楽しむことができます。じっくりと楽しみたいという人は、私のように1日だけではなくてゴールデンウィーク期間中に何度か行ってみるのもありかと思います。肉フェスは会場自体がとても狭いので、人気店は30分以上待つ感じでしたが、中には10分ちょっとで購入できるような比較的空いている店もありました。人混みが得意ではない人は、行列が短い空いている店で料理を買って、会場外で食べると良いです。オクトーバーフェストとハワイ・フェスティバルは、私が行った限りでは大行列になるということはなく、肉フェスよりは断然空いています。年齢層的にも、肉フェスは学生の学園祭のような感じですが、ハワイ・フェスティバルの会場は年配の方が多くいました。人混みが苦手な人は、私のように午前中の朝早くに肉フェスを足早に楽しんでから、オクトーバーフェストやハワイ・フェスティバルでゆっくりした方が良いかもしれません。

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