ゴールデンウィークには、お台場の肉フェスを始めとして様々なスポットでグルメイベントが開催されています。駒沢オリンピック公園で開催される「国際観光食文化博2016 in 駒沢公園~世界のグルメ名酒博~」では、世界中のグルメを味わったり、大道芸やミュージック演奏などを楽しむことができます。GWの5月2日に駒沢オリンピック公園へ行ってきました。
国際観光食文化博2016 in 駒沢公園~世界のグルメ名酒博~とは
食文化を通じて日本のさらなる国際化をはかる目的で開催されるグルメイベントです。今年は「世界のクラフトビールフェスティバル」と「駒沢肉横丁」がコラボしており、ドイツやアメリカ、チェコなど世界中のビールを片手に、ここでしか食べられない限定肉料理を食べることができます。
ビールに関しては国際色豊かですが、肉料理は日本のものが多く、海外の肉としては「世界のからあげ」や「ケバブ」くらいしかありません。それでも、お台場肉フェスに負けないくらい肉料理の名店が出店しているため、日本の美味しい肉を食べに行く価値は十分あると思います。イベントの開催期間は2016年4月29日〜5月8日のゴールデンウィーク中で、開催時間は10:00〜21:00(最終日は20:00)です。入場料は無料ですが、飲食は有料となります。
ここの仕組みは食券制です。ドリンクなど一部は現金も使えますが、大部分は食券のみ使うことができます。食券売り場が入り口横の他に数箇所用意されていますので、そこで必要な分だけ食券を購入します。私は3千円分の現金を渡し、千円の食券を3枚もらいました。使い方は、例えば1500円の料理を注文する場合、1000円の食券を2枚渡すと500円分の食券がおつりとして返されます。使わずに余った食券は払い戻しが可能ですので安心してください。
駒沢オリンピック公園の中央広場で開催されています。「駒沢大学」駅で電車を降りて徒歩15分です。「駒沢大学」駅の駒沢公園口を出て右手に少し進み、自由通りを5分ほど直進します。セブンイレブンの手前くらいで右側の脇道に入って数分歩くと駒沢オリンピック公園に到着します。ほとんど真っ直ぐ歩くだけなので、自由通りから右側の脇道に入る場所を確認しておけば問題ないです。ただし、駒沢オリンピック公園に到着してから中央広場に行くときに少し迷うかもしれません。オリンピック記念塔があるところが中央広場ですので、オリンピック記念塔を目指して歩きましょう。
国際観光食文化博2016の様子
駒沢オリンピック公園に着いたら、上のオリンピック記念塔を目印に中央広場へ向かいます。駒沢オリンピック公園はとても広く、間違った方向へ歩いてしまうと遠回りになってしまいますので気をつけてください。
駒沢オリンピック公園の中を5分ほど歩いて13時頃にイベント会場へ到着です。お台場肉フェスと比べると圧倒的に空いており、行列を覚悟していた私としては拍子抜けしてしまいました。
写真のように、店の前にはほとんど人が並んでいません。肉フェスではゴールデンウィーク中の平日であっても数十人の行列になっていましたが、ここでは幾つかの人気店のみ5、6人が並んでいました。大部分の店舗には誰も人がいなくて、逆に行きづらくなってしまうほどです。スタッフさんの話によれば、平日ではなくて祝日や土日には行列ができるそうです。なので、混雑を避けたいという人は5月6日の平日に行くことをおすすめします。
一通り全ての店をチェックしてから、事前に決めていた「肉天国(にくてんのくに)」に並びます。数人が並んでいましたが、数分で自分の番が来ました。
「肉のエアーズロック」というフレーズに惹かれて注文したのは、炙りサーロイン丼です。肉の量によって値段が異なっており、120gで1500円、200gで2500円です。私は120gを選びました。エアーズロックという言葉通り、肉が山のように盛られています。ただし、大部分はご飯が占めているため、肉をガツガツ食べるという料理ではありません。肉の枚数は5、6枚くらいしかありませんので、最後はご飯が少し余るくらいです。味は少し冷めている点が気になりますが、不味くはありません。お肉は柔らかく、時々マヨネーズをつけて味を変えながら食べると飽きないです。
次の店は迷いましたが、一際店の前に行列ができていた「肉CHIKA」を選択します。私の前に5人ほど並んでいましたが、こちらも5分ほどで注文できました。
熟成焼肉の男気盛り1500円です。店の写真は肉の量がすごいですが、実物は少なめです。肉の上には温泉卵とネギがトッピングされており、肉の下にはサラダが敷き詰められています。お肉はとても美味しかったですし、野菜も食べたい気分だったのでサラダが多めに入っていたのも嬉しかったです。ただし、肉天国と同様で肉の量が少なかった点がマイナスです。
混雑具合
ゴールデンウィークの平日に行った限りでは、とても空いていました。一部の人気店だけ数人の列ができていましたが、大部分の店には誰一人並んでいません。テーブルの数も多いので、余裕で座って食べることができました。肉料理としては肉フェスと同じくらい店舗がありますし、味・量・値段はどちらのイベントも同じくらいのレベルです。なので、混雑を避けたいという人は、わざわざ大混雑しているお台場の肉フェスではなく、駒沢オリンピック公園の国際観光食文化博2016に行った方がよいです。年齢層も年配の方から家族連れが多く、大道芸を楽しそうに眺めている子供達がたくさんいました。肉フェスは戦場のようでしたが、こちらのイベントはまったりしていて落ち着きます。
感想
今回はGWに駒沢オリンピック公園の国際観光食文化博2016に参加してきました。料理の値段は高めですが、美味しい肉料理を食べながら大道芸を見たり演奏を聴いたりできるので、1日かけて楽しめるスポットだと思います。肉フェスよりも会場が広く、人も少ないため、ゆっくりと料理やショーを楽しみたい人にはおすすめです。