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鮮やかなピンク色が絶景、静岡県河津町の河津桜まつりへ行きました

河津町の河津桜

河津桜発祥の地として、春になると町内の至る所に花を咲かせる静岡県の河津町。毎年開催される河津桜まつりは、静岡県外や海外からの観光客も大勢訪れる人気のイベントになっています。今回は、河津町へ日帰り旅行をしてきました。

なお、国内旅行を予約するときに安く済ませるポイントは、新幹線と宿泊のセットパックを利用することです。ちなみに、私がよく利用するサイトは「日本旅行」というサイトです。国内最大級のサイトだけあって、やはり使いやすいと思います。

河津桜まつりの概要

河津桜(カワヅザクラ)とは、2月上旬から3月上旬に見頃を迎える早咲きの桜です。日本では定番のソメイヨシノよりもピンク色が濃いことが特徴で、驚くほど鮮やかな絶景を楽しめます。静岡県の河津町で発見された品種なので、町の木に指定されています。

河津町では、町内を流れる河津川に沿って河津桜が無数に植えられています。その開花時期に合わせて、2017年には2月10日から3月10日にかけて「第27回河津桜まつり」が開催されます。祭りの期間中には、地場の特産品やB級グルメを扱ったお店が多数出店する他、伊豆の踊り子との記念撮影、桜並木のライトアップなど、様々なイベントが実施されます。

河津桜まつりへの交通アクセス

まず最初に、河津桜まつりへの行き方について説明します。

電車で行く方法

最寄り駅のすぐ近くが会場になっているので、電車を利用する場合には河津駅で下車します。例えば、東京駅から河津駅へ電車で行く方法には、主に以下の3種類が存在します。

・特急「踊り子」号
特急「踊り子」号は、東京駅から河津駅まで乗り換えなしで行くことができます。所要時間はおよそ2時間40分です。花の見頃時期には熱海駅から河津駅までの在来線が非常に混雑する可能性があるため、指定席を購入すれば東京駅から確実に座って行ける特急「踊り子」号はおすすめです。その他には、特急「スーパービュー踊り子」号、特急「マリンエクスプレス踊り子」号というワンランク上の列車も存在します。片道の特急「踊り子」号の参考料金は、乗車券が3640円、指定席の特急券が2370円で、合計が6010円になります。

チケットは「えきねっと」というサイトから購入できます。予約はクレジットカード決済ができて、チケットはみどりの窓口か指定席券売機で発券します。乗車する直前に発券することも可能です。予約時に入力したクレジットカードを駅の指定席券売機に投入して、クレジットカードの暗証番号を入力するだけで、簡単にチケットを受け取れます。

私は前日に特急「踊り子」号のチケットを購入しようと思ったのですが、既に指定席は満席でした。そのため、2千円近く運賃が高いグリーン車を予約しました。グリーン車に乗ってみたところ、普通の指定席との違いは、座席の前後の幅が少し広いことのようでした。指定席が空いているなら、わざわざグリーン車に乗る価値はないと思います。なお、東京駅が始発になっているので、東京駅から乗る場合には自由席でも座れる可能性があります。私が朝の8時前の列車に乗ったときは、自由席にも余裕があるようでした。

・東海道新幹線+在来線
東京駅から熱海駅まで東海道新幹線で行き、熱海駅から河津駅まではJR伊東線を利用する方法です。所要時間は特急「踊り子」号よりも早くておよそ2時間30分です。ただし、少なくても熱海駅で一度乗り換えが発生します。熱海駅からは在来線になるので、その間の約1時間30分は座れない可能性があります。料金は、乗車券が3640円、指定席の特急券が2050円で、合計は5690円になります。

・在来線のみ
時間に余裕があって、お金を節約したい人は、在来線のみで行く方法もあります。熱海駅まではJR東海道本線に乗車し、熱海駅からはJR伊東線に乗り換えます。所要時間はおよそ3時間から3時間30分で、運賃は3640円になります。

自家用車で行く方法

河津桜観光交流館の隣に大型駐車場があります。普通車の駐車料金は700円です。ただし、まつりの開催期間中は会場へ行くまでに渋滞になる可能性があり、駐車場も埋まってしまうことがあります。そのため、なるべく公共交通機関を利用して行くことが推奨されています。

河津桜が咲いている場所、おすすめモデルコース

河津桜まつりのモデルコース

河津桜は河津川沿いを中心に咲いているので、駅を出てからは河津川の土手を歩いていれば鑑賞できます。しかし、実際には他にも様々な見所があるので、それだけではもったいないです。個人的におすすめのモデルコースは以下の通りです。

河津駅⇒さくらの足湯処⇒豊泉橋⇒河津町役場⇒河津桜原木⇒来宮神社⇒(かわづカーネーション見本園)⇒河津桜観光交流館⇒かじやの桜⇒河津駅

豊泉橋より先にも河津桜は咲いていますが、同じような光景が続くだけなので、後述する涅槃堂などへ興味がある人以外は行く必要はないと思います。そこで、豊泉橋からは河津川沿いを離れて、河津桜の原木を見たり、来宮神社で参拝をしたりするコースになります。かわづカーネーション見本園は好き嫌いが分かれそうなのでオプションにしています。さくらの足湯処に関しては、コースの最後に行って疲労を癒しても良いでしょう。全体の所要時間はおよそ2時間から2時間30分になります。時間に余裕がある人は、涅槃堂の参拝や河津城跡公園のハイキングなども検討してみてください。

河津桜まつりの様子、開花状況について

今回は、2月24日の平日に河津桜まつりへ行ってきたので、その時の様子を写真つきで紹介していきます。

河津駅前

駅前の河津桜と伊豆急行

電車を降りると、すぐに河津桜が見えてきます。会場では菜の花が咲いている場所はそんなに多くはなく、駅前は菜の花と河津桜の美しい共演が見られる貴重なスポットになります。また、伊豆急行が発着するので、鉄道ファンの人にとってもおすすめの撮影場所です。

河津川沿い

河津川沿いの土手に咲く桜

駅から2分ほど歩けば河津川沿いの土手に到着します。そこからは、直線上の道なりに歩いていけば、2キロ近くに渡って河津桜が咲いています。

河津桜の開花状況

開花状況としては、見頃を過ぎているようでした。緑の葉が目立つ木が多く、ピンク一色というわけにはいきません。やはり、ピークの頃と比べると見劣りします。今年の見頃時期としては、1週間ほど前の2月中旬が満開のようでした。

河津桜の拡大写真

写真を撮りに来ているカメラマンは多いと思いますが、平日でも非常に混雑しているので撮影時は注意が必要です。道の途中で急に立ち止まったりすれば、後ろの観光客の迷惑になります。後ろを確認して近くに人がいないことを確認してから、道の端によれば写真撮影は可能です。

菜の花ロード

菜の花が咲いている「菜の花ロード」が、駅前に続いて河津川沿いの途中にもあります。ただし、観光客が途切れることなく歩いているので、人が写り込まないように撮影するのは難しいです。

河津川の橋から見える風景

河津川の途中には「荒倉橋」や「来宮橋」などの橋がかかっています。橋の上からは河津桜が連なっている様子を遠目から眺められるので、土手の上で至近距離から見る場合とはまた違った風景が楽しめます。橋の上には歩道があるので、そこから撮影を行います。橋の車道には車が走っているので、交通整理のスタッフを無視して勝手に車道を横切ると危ないです。

河津川の河川敷から見える風景

橋の上だけではなく、階段を降りて河川敷からも写真撮影はできます。河川敷の位置からは、見上げる形の写真が撮れます。写真を撮るときには川に近づき過ぎないように注意しましょう。

さくらの足湯処

途中には「さくらの足湯処」という無料の足湯があります。まつりの会場では座って休めるような場所は少ないです。食べ歩き形式の屋台がほとんどですし、ベンチがいくつかあるくらいです。そのため、歩き疲れたら足湯でゆっくり休憩するのはおすすめです。混雑して行列になっているのではないかと予想していましたが、実際には利用客は少なく、空きがあるようでした。

河津桜と山々

客層としては、平日ということもあって年配の人がほとんどで、一部若いカップルがデートに来ていました。駐車場にはバスツアーで来ている大型バスがたくさん停まっており、中国人などの外国人観光客もかなり多いです。犬を連れて散歩している人も何人か見かけました。

橋の上から撮影した河津桜

トイレは会場に点在していますが、河津川沿いのトイレは常に混雑しており、女性用の方は数人が並んでいるようでした。

河津川を背景にした桜

最後に、河津川を背景にして撮影した写真を掲載しておきます。

豊泉橋

豊泉橋

上の写真にある豊泉橋から河津川沿いを離れて道路を進んでいくと、まず最初に河津町役場があって、その先には河津桜の原木があります。

河津町役場

河津町役場

イベントのパンフレットには掲載されていませんが、河津町役場の隣にちょっとした菜の花畑があります。菜の花に関して言えば、ここが一番美しいと思います。

河津桜原木

河津桜原木

河津町役場のすぐ近くに河津桜の原木があります。1955年頃にこの家の主人が偶然見つけた一本の桜が河津桜の始まりでした。その新種の桜は河津で生まれたということで「河津桜」と命名され、全国へと広まっていきました。道路わきに撮影スペースが用意されており、そこから原木の全体像を撮影できます。見頃を過ぎているのが残念ですが、左右に大きく広げた枝が特徴的で迫力があります。

来宮神社

来宮神社

原木から町道を5分ほど歩くと来宮神社(きのみやじんじゃ)の案内が見えてきます。そこから町道を抜けると、来宮神社に到着します。参拝客は少なく、とても静かな神社です。

来宮神社の大楠

社殿の左奥には、樹齢千年以上で幹周りはおよそ14メートルにもなる楠(くすのき)があります。近寄ることはできませんが、木々に囲まれた肌寒い空間と大楠の圧倒的な迫力で、パワースポットになっています。なお、静岡県熱海市にも全く同じ名前の「来宮神社」が存在し、そこにも樹齢2千年以上の大楠があります。詳細は「見たこともないような絶景が満載、静岡県の伊東観光をしてきました」をお読みください。

来宮神社の境内に咲く河津桜

来宮神社の境内近くに咲いている河津桜が見頃を迎えていて綺麗でした。

かわづカーネーション見本園

かわづカーネーション見本園

かわづカーネーション見本園では、温室の中に咲く約1万4千株のカーネーションを鑑賞できます。場所は来宮神社の境内から少し歩くと見つかります。開園時間は午前9時から午後16時で、入園料は大人300円になります。テレビでも何度か紹介されているスポットで、ちらほらとお客さんが入っていました。外からでも何となくカーネーションの様子が見えるので、近くまで行ってみて、もっとカーネーションを見たいと気になったら入園してみてください。

河津桜観光交流館

観光交流館

河津桜観光交流館では、観光のパンフレットがたくさん置かれており、観光協会の事務員から案内を受けることができます。また、お土産を多数販売していて、試食がとても充実していました。河津川沿いの屋台でもお土産の試食を提供していることがありますが、「食べたからには買わなければいけない」と気にしてしまって試食に手が出しにくい人もいると思います。一方で観光交流館の場合は、普通のお土産ショップのような感じで置いてある試食を勝手に食べられるので、店員の目を気にすることはありません。また、観光交流館の隣には大型駐車場があり、旅行のツアーもここにバスを駐車して観光しているようです。

かじやの桜

かじやの桜

観光交流館から道路の反対側へ行くと「かじやの桜」という名木があります。私が行った日の開花状況においては、全ての河津桜の中でかじやの桜が一番美しいと感じました。とにかく花びらの数が多くて、まぶしいくらいに鮮やかなピンク色に感動すること間違いなしです。パンフレットを見ても小さく記載されているだけなので気がつかない人が多いかもしれませんが、絶対に見逃してほしくないスポットの一つです。

涅槃堂

涅槃堂

この記事の最初の方で記載したモデルコースには含めていませんが、涅槃堂(ねはんどう)にも行ったので紹介します。ここでは、江戸時代に作られた2メートル58センチの涅槃像(寝釈迦像)が残されており、「日本三大寝釈迦霊場」になっています。涅槃像とは、仏教を開いた釈迦が80歳で生涯を閉じる様子を表した像です。後ろの阿弥陀三尊像(阿弥陀如来を中心に置く三体の仏像)は釈迦を極楽浄土へ導くために迎えに来ています。涅槃堂の拝観料は200円になります。

桜見晴らし台

涅槃堂の隣には「桜見晴らし台」という展望台があります。ベンチがいくつか置かれていて、上からの風景を眺めることができます。ただし、そんなに多くの花が見えるわけではないので、時間がない人はわざわざ行かなくても良いと思います。

くるまの桜

くるまの桜

涅槃堂へ向かう途中には「くるまの桜」という名木が植えられています。夜の18時から21時まではライトアップが行われます。

ランチ、お土産

河津桜まつりのお土産

河津駅の周辺と河津川沿いの土手を中心として、地元の特産品や全国各地のB級グルメを扱う屋台が多数立ち並ぶので、食事には困りません。うどんやきのこ汁、肉の串焼きやカニなど、数え切れないほど様々なメニューがあって、レストランやカフェに入らなくてもランチが済んでしまいます。桜にちなんだスイーツも多く、桜まんじゅうや桜ロールなどが至る所で販売しています。お土産では、伊豆の名物グルメとなっている金目鯛の干物などが売られていました。私が食べたものは「桜たいやき(200円)」です。桜をイメージしてピンク色の生地になっています。中身はつぶあんになっていて、味は普通のたいやきです。ただし、生地が驚くほどモチモチしていて美味しかったです。

混雑状況

河津桜まつりの混雑状況

上の写真は河津川沿いの土手の様子です。ご覧の通り、平日にも関わらず非常に混雑しています。私は満席の特急「踊り子」号で行きましたが、当然ながら乗客の大部分の人が河津駅で降ります。前の人の歩くペースが遅かったり、屋台へ行くか迷って立ち止まったりすると、先へ進めなくなります。河津川沿いはこのような感じで常に混雑していますが、豊泉橋より先は一気に空いていきます。私は午前中の10時30分頃に着いて午後の13時30分頃に帰りましたが、午前中が特に空いているわけではなく、午後も同じくらいの混雑具合でした。ただし、日没前の夕方16時近くに再度河津駅で降りたところ、人がかなり減って空いているようでした。混雑を避けたいという人は、なるべく休日ではなく、平日の早朝か夕方に行くことをおすすめします。

所要時間

どこへ行くかによって所要時間は変わります。河津川沿いを気ままに歩いて豊泉橋辺りで折り返してくるだけなら、往復で1時間から1時間30分ほどになります。上述したモデルコースのように、原木や来宮神社へ行ったとしても2時間程度でしょう。私は涅槃堂まで行きましたが、片道が約1時間でした。その後に、河津駅へ折り返して、屋台で食べ歩きをする時間も含めて、全体でおよそ2時間30分の所要時間でした。

感想

今回は、静岡県の河津町へ旅行をしました。町の至る所に河津桜が咲いているので、事前に計画せずに散歩するだけでも楽しめそうです。今回は、最盛期を過ぎて見頃ではありませんでしたが、それでも鮮やかなピンク色は変わらずに美しかったです。この調子だと、3月の上旬くらいまでは楽しめると思います。これまで全国各地の花のお祭りに参加してきましたが、過去最高と思えるほど屋台やお土産が充実していました。花見だけではなく、フードイベントに参加するような感じで、美味しい食事を満腹になるまで友達とワイワイ食べるのも良さそうです。東京からは決して近いとは言えませんが、人生で一度は行く価値はあると思います。

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