満開のあじさいに感動!7500株のあじさいが咲く高幡不動尊に行きました

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関東三大不動の一つとして信仰を集めている東京都日野市にある高幡不動尊。関東でも最大規模のあじさいの名所として、6月上旬から7月初旬にかけて約200種類7500株のあじさいが咲き誇ります。今回は、あじさいが満開の6月中旬に高幡不動尊へ観光してきました。

目次

高幡不動尊とは

高幡不動尊(金剛寺)とは、東京都日野市にある真言宗のお寺です。成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)と玉嶹山總願寺(ぎょくとうさんそうがんじ)と共に関東三大不動に数えられています。

日野市は新選組の副長として活躍した土方歳三が生まれた土地であり、高幡不動尊は土方歳三の菩提寺(ぼだいじ:先祖代々の墓を置いている寺)です。そのため、境内には土方歳三の銅像が置かれ、大日堂には土方歳三の位牌、奥殿では新選組の資料が展示されています。

高幡不動尊への交通アクセス
「高幡不動」駅から徒歩3分です。駅を出てすぐのところにある直線の参道を歩くと到着します。

高幡不動尊のあじさいまつりとは

高幡不動尊の境内には、6月上旬から7月初旬にかけて約200種類7500株のあじさいが咲きます。あじさいまつりの期間中には、屋台が出店し、山内八十八ヶ所クイズめぐりや写真コンクールなどのイベントが開催されます。

高幡不動尊のあじさいまつりの様子

今回は6月中旬の平日に高幡不動尊に来ました。実は、ここへ来る前に近くにある府中市郷土の森博物館のあじさいまつりにも行ってきています。

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高幡不動駅を出ると、すぐに高幡不動尊へ向かう参道の門があります。参道にはお土産ショップやレストランが立ち並び、3分ほど歩くと高幡不動尊に到着します。それでは、スポット別に高幡不動尊を紹介していきます。

仁王門

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まず最初に仁王門があります。仁王門とは、金剛力士を守護神として安置した門のことです。二階建ての楼門になっており、迫力があります。この日は雨が降っていたので写真が少しぼやけています。

不動堂

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仁王門を過ぎると不動堂があります。ここでは不動明王が祀られています。

土方歳三の銅像

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新選組副長の土方歳三の銅像です。弁天堂へ通ずる弁天橋の手前にあります。凛々しい顔立ちで力強さが感じられます。

弁天堂

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七福神の一員として宝船に乗って縁起に良いとされる弁才天を祀っているところです。

五重塔

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5年の歳月をかけて完成した五重塔です。五重塔の先端にある「相輪(そうりん)」は黄金色に輝いています。

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五重塔の周囲はあじさいの一大スポットになっています。上の写真のように、色とりどりのあじさいが一つの場所に密集して咲いており、横幅だけではなくて縦方向にもボリュームがあります。この場所で写真撮影をしている人が沢山いました。

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あじさいと一緒に五重塔を撮影しようと思いましたが、あまり良い場所が見つかりませんでした。

奥殿

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数多くの文化財を収蔵・展示しているところです。千年ぶりの修復を終えた丈六不動三尊像が安置されており、参拝することができます。拝観料は300円です。

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奥殿の周囲に大量のがくあじさいが咲いていました。ここ以外にも、境内全体の至る所に美しいあじさいが咲いています。

大日堂

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境内の一番奥にあるのが大日堂です。高幡山の総本堂で、土方歳三の位牌もここに納められています。また、日光東照宮の「鳴き龍」と似たものとして「鳴り龍」を見ることができます。拝観料は200円です。

四季の道

五重塔と弁天堂の間にあるのが四季の道です。狭い道で気がつきにくいですが、ここには満開のあじさいが無数に咲いていますので、絶対に見てほしいスポットの一つです。

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山内八十八ケ所巡拝路コース

四国八十八ヶ所巡拝を模倣した山内のハイキングコースです。6月~7月はあじさい、9月には彼岸花を鑑賞できます。

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五重塔の奥に巡拝の入り口があります。

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実際の四国八十八ヶ所巡拝(お遍路)では四国の寺院を参拝していきますが、ここでは88体のお地蔵さんを拝んでいきます。記念すべき一番目は、徳島県の霊山寺です。

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道は上の写真のようになっています。一応整備されていますが、所々狭くて歩きにくい場所もあります。

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道の途中にはあじさいも咲いています。ただし、常にあじさいを鑑賞できるわけではなく、山内八十八ケ所巡拝路の途中からはあじさいがほとんどありません。あじさいはコースの最初と最後の方に綺麗に咲いていますので、あじさいが目当ての人はそこだけ行ってもよいかもしれません。

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あじさいに埋もれているお地蔵さん。

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ひたすら歩き続け、五十四番目に到着です。ここが山の頂上になっていて、日野市の街並みを見下ろすことができます。

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途中、綺麗に咲いていた青色のあじさい。

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五重塔を上から眺めることができます。

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とうとう八十番目に着きました。もう少しでゴールです。

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八十八番目のゴールは大師堂にあります。

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ラストは香川県にある大窪寺です。お賽銭のお供えは最後に一括して行うルールがありますので、ここで参拝を行います。

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大師堂を降りる階段にもあじさいが綺麗に咲いていました。

その他のスポット

五重塔の地下あたりには、無料の休憩所があります。また、その隣には千体地蔵堂があって、約3000体の可愛らしい地蔵が置いてあります。境内の入り口にはお土産ショップも営業しています。

所要時間

境内のあじさいを鑑賞し、拝観料が不要の参拝を行うだけなら1時間ほどかかります。これに、お金を払って奥殿や大日堂に入ればプラスで時間が必要です。山内八十八ケ所巡拝路コースの所要時間は、ちょうど1時間でした。緩やかな傾斜で私は何の問題もありませんでしたが、途中で辛くなってもリタイアできませんので、体力に自信がある人以外は避けた方がよいです。

混雑状況

境内は比較的混雑していますが、行列になることもなく、不満を感じることはありません。山内八十八ケ所巡拝路コースには、ほとんど人が歩いていませんでした。

周辺グルメ

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高幡不動尊の参道の入り口すぐ近くには、「フジウ」という大人気のパティスリーがあります。モンブランやタルトなどの洋菓子の他、焼き菓子が非常に有名です。店内にはイートインスペースもありますが、今回はテイクアウトを利用しました。

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今回はケーキを3種類、焼き菓子を3種類を購入しました。店員におすすめを聞きながら、チーズケーキとモンブラン、そしてナッツが入ったケーキを選びました。どれも甘すぎず、上品な美味しさです。

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焼き菓子はどれが美味しいか分からなかったので、人気No.1からNo.3までを全て購入しました。焼き菓子は素朴な優しい味わいで、じんわりと美味しさが広がってくる感じです。値段に関しても、ケーキにしては高すぎないのでおすすめの店です。保存期間は、ケーキが当日中で、焼き菓子は2週間近くもつようです。

感想

今回は、あじさいまつりを開催している高幡不動尊へ観光してきました。縦方向にもボリュームのあるあじさいは圧巻の美しさで、とても感動しました。今年も様々なあじさいの名所へ行ってきましたが、トップを争うくらい美しいあじさいでした。また、五重塔や山内八十八ケ所のハイキングなど、あじさい以外にも見所は沢山あります。一部の施設が有料になっていることが残念ですが、来て良かったと思える観光スポットでした。

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