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赤く染まる山道、富士山の絶景、美味しい蕎麦、全てがそろう高尾山に紅葉を見に行きました

清滝駅

都心からわずか1時間の距離にある高尾山。晩秋の時期になると、登山コースや山頂には鮮やかな紅葉が見られ、山登りをしながら紅葉狩りを楽しむ人達が大勢訪れます。今回は、見頃を迎えた高尾山に行ってきたので、その様子や混雑状況などについて書いていきます。

なお、国内旅行を予約するときに安く済ませるポイントは、新幹線と宿泊のセットパックを利用することです。ちなみに、私がよく利用するサイトは「日本旅行」というサイトです。国内最大級のサイトだけあって、やはり使いやすいと思います。

高尾山の概要

高尾山とは、東京都の八王子市にある山です。標高は599メートルでそこまで高くはなく、しかも歩くコースによっては道路が舗装されていたり、ケーブルカーなどが用意されているため、登山初心者でも挑戦しやすい山として老若男女を問わず人気になっています。都心からは電車にわずか1時間ほど乗るだけで大自然を満喫できる利便性も魅力の一つです。こうした背景を受けて、高尾山はミシュランで三ツ星を獲得しています。

高尾山への交通アクセス
京王高尾線「高尾山口」駅から一号路のケーブルカー乗り場まで徒歩で5分です。駅を出たら右に進み、あとは道なりに歩き続けるとケーブルカー乗り場が見えてきます。紅葉の時期の高尾山は平日、土日を問わず大混雑するため、高尾山口駅から降りる人についていけば初めての人でも迷わないはずです。また、高尾山口駅の周辺には「高尾山薬王院祈祷殿駐車場」と「八王子市営山麓駐車場」という有料の駐車場がありますが、満車になって停められない可能性がありますので、なるべく公共交通機関を利用することをおすすめします。

初心者におすすめの登山コース

高尾山には登山コースが全部で8種類用意されています。一号路〜六号路と呼ばれる登山コースの他に、稲荷山コース、高尾山・陣馬山コースが存在します。その中でも、山登りの初心者におすすめで、最も利用者が多いと思われるのが一号路です。

一号路は、ケーブルカー乗り場になっている清滝駅をスタート地点として、展望台、さる園、たこ杉、男坂・女坂、薬王院を巡り、最終的に山頂を目指すコースになります。このように、コース内に見所となる観光スポットが多く、それに加えて様々な食べ歩きグルメやお土産売り場があります。

スタート地点の清滝駅から中腹の展望台付近までは、ケーブルカー、エコーリフト、徒歩という3種類の行き方があります。中腹からはそれぞれが一つの道に合流していき、そこから山頂までは徒歩で1時間ほどです。ケーブルカーの乗車時間は約6分、エコーリフトは約12分、徒歩の場合は人にもよりますが登りは約1時間かかります。つまり、有料のケーブルカーやリフトを使えば、山嶺から山頂までは片道1時間ちょっとで登山が可能であり、全て徒歩で行く場合には2時間程度の所要時間になります。

11月の混雑状況

ケーブルカーの行列

紅葉の時期の高尾山は、平日や土日に関わらず大混雑します。私は11月18日の平日に高尾山へ行ったのですが、上の写真は12時頃のケーブルカー乗り場の様子です。100人前後の人が行列になっており、この後にも続々と列に並んでいました。スタッフに待ち時間を聞いたところ、およそ30分待ちということでした。通常は午前8時〜午後17時45分まで15分間隔で運行しているのですが、この時間帯には臨時便を加えて7分間隔で運行しており、見た目ほどは待ち時間がなさそうです。このときに、リフトの方は40分待ちと書かれていました。ちなみに、ケーブルカーの行列には乗車券を購入してから並びます。チケットを持っていないと並びなおしになる可能性がありますので注意してください。

その後、13時頃になったら人が半分くらいに減り、ケーブルカーの待ち時間は約15分、リフトは20分待ちになっていました。ただし、これらの時間は私が行ったときの数値であり、訪問する日時によって変わると思われます。高尾山には数十人の団体ツアーで来ている人も見かけました。運悪く、自分が行った時間帯に団体客で並んでいれば、それだけ待ち時間が長くなります。

また、薬王院の境内は人だらけで、御朱印や願叶輪潜(ねがいかなうわくぐり)には数十人の行列ができていました。食べ物に関しては、中腹のケーブルカー「高尾山」駅前の「香住(かすみ)」という売店では、「天狗焼(140円)」という食べ歩きグルメが売られています。これは天狗の顔をした和菓子で、中には黒豆あんが入っています。15時頃には売れ切れになってしまうこともあって、11時30分には天狗焼を買う人が100人くらい並んでいました。他には、名物の「三福だんご」がおよそ30人待ち、蕎麦で有名な「高橋屋」は12時〜13時まで常に30人くらい並んでいました。

混雑を避ける方法

私は朝の8時45分にケーブルカーに乗りましたが、待ち時間はありませんでした。高尾山口駅は終点なので、乗っている人の大部分はそのままケーブルカー乗り場へ向かいます。その道中には紅葉があって写真を撮りたくなってしまうのですが、帰りにいくらでも見られるので、それらを後回しにしてケーブルカー乗り場まで真っ先に向かいます。乗車券の購入方法は、有人の窓口と自働券売機の2種類がありますが、私が行ったときには券売機の方が断然空いていました。

また、山頂から帰るときの下りのケーブルカーとリフトも11時20分の時点で待ち時間はありませんでしたし、山頂付近のトイレにも余裕がありました。このように、午前中の朝早くに行くと待つ時間を減らすことが可能です。ただし、朝早いと売店や食事処は営業を開始していない場合がありますので、下山する際に利用することになります。

女坂の様子

上の写真は女坂の様子です。朝は登山道に人が少なくて快適です。お昼頃に帰るときには、これから山頂へ向かう人達で行列になっていました。

一号路を何で登るか?

一号路の徒歩コース

上述したように、一号路で中腹まで行く場合、ケーブルカーとリフト、もしくは徒歩のいずれかを選択することになります。ケーブルカーやリフトの行列を見たときに、「これなら徒歩で行った方がいいや」と安易に考えるのは危険です。

まず、中腹までの登山コースは上の写真のように傾斜がきつく、この状態がずっと続きます。しかも、最初は難なく登れたとしても、途中からは肉体的にも精神的にも辛くなってくるはずです。そうなってもリタイアすることはできず、そのまま登りきるか、折り返すしかありません。そのため、登山に慣れていない人が軽い散歩感覚で選んでしまうと大変なことになります。実際に、多くのお年寄りの方が徒歩で登っているのを見ましたが、中には非常に辛そうにしている人もいました。また、ペットを連れて登山している人が結構いましたが、飼い主に連れられたチワワが歩くのに疲れたのか、途中で歩こうとせずに止まっているのも見かけました。

そして、もう一つ重要なことは、中腹までの徒歩コースに紅葉はほとんどないということです。たとえ徒歩が辛かったとしても、その代わりに綺麗な紅葉が見られるなら選ぶ価値はありますが、上の写真のように少ししか紅葉はありません。山嶺や薬王院、山頂などの方にはもっと美しい紅葉がたくさんあります。そもそも、登るのに必死で下を向きながら歩いている人が多く、紅葉を見る余裕はあまりないでしょう。

そのため、登山自体に興味がある人や体力に自信のある人を除き、30分とか40分程度であればケーブルカーかリフトを待った方が良いと思います。特に、年配の方が安易に徒歩を選ぶのはおすすめしません。

リフトの紅葉

上の写真はリフトの様子ですが、ケーブルカーからもリフトからも紅葉は眺められます。ケーブルカーで行く場合には、なるべく進行方向の先頭にいた方が綺麗な紅葉が見られます。また、満員になる可能性が高く、大部分の人は椅子に座ることができません。高尾山のケーブルカーは日本最大の勾配になっているため、足腰に不安がある人は、椅子の背もたれに寄りかかれる場所や壁際の手すりがある場所に立つことをおすすめします。

紅葉の見頃状況

今回は、11月18日の平日に高尾山の紅葉を見に行きました。一号路を通り、行きはケーブルカー、帰りは徒歩で下山しました。緑色の部分もありますが、場所によっては枯れ気味に見えるところもあり、全体としては今から11月下旬くらいまでが最盛期だと思います。学生のような人達から年配の方、外国人、犬を連れた人など、色々な人を見かけました。家族連れの幼い子供も何組かいるようでした。ここからは、特に紅葉が美しかった山嶺、薬王院、山頂の3つに分けて写真を掲載していきます。

山嶺

高尾山口駅の紅葉

高尾山口駅の目の前にある紅葉です。

薬王院の石碑

清滝駅と徒歩コースの分かれ道。


ケーブルカー乗り場の紅葉の全体像

ケーブルカー乗り場周辺が、山嶺では紅葉の一大スポットになっています。

ケーブルカー乗り場のオレンジ色のモミジ

ケーブルカー乗り場の太陽に照らされる紅葉

ケーブルカー乗り場の赤色と緑色の葉

薬王院


薬王院の山門

薬王院の山門。


山門の横にある紅葉

山門の横でも綺麗に色づいていました。

仁王門周辺の紅葉

仁王門周辺。

鳥居と紅葉

本堂前の赤い鳥居。

山頂

高尾山山頂の富士山

天気が良ければ、高尾山の山頂からは富士山が見えます。上の写真は以前に来たときのもので、今回は曇りで薄くしか見えませんでした。雲の移動状況などによって時間と共に富士山の見え方が変わってくるので、薄くしか見えない場合には少し待ってみることをおすすめします。

山頂の鮮やかな紅葉

これ以上ないくらい真っ赤に色づいている紅葉が幾つかありました。富士山が見える展望台の横から裏高尾の方向へ少しだけ歩くと、そこにも綺麗な紅葉があります。

山頂の紅葉のアップ

紅葉のアップです。天気が良くて眩しいくらいに赤くなっています。

山頂の黄葉

黄葉もあります。

山頂のオレンジ色の葉

山頂の赤色の葉

山頂付近の黄葉

お土産

高尾山のお土産

高尾山のお土産としては、薬王院で売られている「天狗の鼻かりんとう(330円)」が人気でした。現在は秋限定の栗味が販売しています。

グルメ

高尾山のごまだんご

私が食べたのは権現茶屋の「ごまだんご(310円)」です。大きめでモチモチとした団子の中に、大量のごまが入っています。金ごま味と黒ごま味が選べるので、私は金ごまを選びました。以前食べたことがある香住の三福だんごよりは控えめな味付けでしたが、こちらも美味しかったです。

高橋屋の蕎麦

ランチの場所として選んだのは高橋屋です。高尾山口駅の周辺にある数多くの蕎麦屋の中で、一際行列ができていた人気店です。12時頃に行ったところ、店内と店外には合計で20人以上並んでいました。店内には少しだけカウンター席が用意されており、一人の場合には優先して案内されました。そのため、私は並び始めてから15分ほどで着席です。

私が注文した料理は、「冷しとろろそばの小盛り(550円)」と「鴨ねぎ丼の小盛り(600円)」です。とろろそばは950円の普通盛りもメニューにあり、店員に聞いたところ小盛りは半分の量になっているそうです。実際に食べてみると予想よりはそばの量があって、少食の女性とかだと小盛りでも十分かもしれません。とろろと山菜の粘り気が強く、最高に美味しいとろろそばでした。スタッフの一押しという鴨ねぎ丼は、茶碗一杯分ほどの麦ご飯の上に薄切りの鴨肉がおよそ8枚、さらにたっぷりのねぎがのせられています。こちらも美味しくて大満足でした。

感想

今回は、高尾山の紅葉を見に行ってきました。ちょうど見頃の時期に行けたことで、最高に綺麗な景色を見ることができました。心配していた混雑に関しても、午前中の早い時間帯に訪問したことで問題はありませんでした。美味しい蕎麦も食べられたし、とても充実した登山になりました。ピークは少し過ぎるかもしれませんが、11月の下旬から12月の上旬くらいまでは紅葉が楽しめそうなので、是非週末や祝日などを利用して行ってみてください。

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