この絶景を見ないと後悔するかも、権現堂堤の桜まつりに行きました

幸手桜まつり

桜の名所として人気を集める埼玉県幸手市の権現堂堤。春の季節に開催される桜まつりでは、1キロにおよぶソメイヨシノが満開に咲き、数多くの屋台が出店して花見客で賑わいます。今回は、権現堂堤の桜まつりに行きました。

目次

幸手桜まつりの概要

幸手桜まつりとは、埼玉県幸手市で開催される桜のイベントです。広大な菜の花畑を前に、約1000本のソメイヨシノが咲き誇ります。「死ぬまでに行きたい!世界の絶景(日本編)」に選出される桜の名所となっており、春の季節になると花見客や写真好きなカメラマンが大勢訪れます。また、まつりの期間中には約100店舗の屋台が出店したり、俳句コンクールやお茶会などのイベントも開催されます。

基本情報

開催場所

県営権現堂公園(権現堂堤)

料金

無料

交通アクセス

幸手駅 ⇒ 朝日バス「幸手駅」 ⇒ ( 15分 ) ⇒ 朝日バス「権現堂」 ⇒ 権現堂堤
※徒歩で行くと30分以上かかるので、バスか車で行きます。自家用車で行く場合には、料金が500円の駐車場が近くにあります。ただし、見頃時期の土日には満車になることがあるので、バスがおすすめです。

バスを使った行き方

最寄駅の幸手駅から会場まではバスで約15分です。桜まつりの期間中のみ、会場まで直行する臨時バスが運行していますが、運行していない日もあるので注意してください。桜まつりの期間外には通常の路線バス(朝日バス)があるので問題ありません。どちらも運賃は片道180円で、朝日バスの場合はPASMOなどの電子マネーが使用できます。

幸手駅からバスに乗る際は、複数の停留所があるので間違えないようにしてください。杉戸高野台駅行きの停留所ではなく、五霞町役場行きに乗ってください。また、帰りのバスは、臨時バスと路線バスで乗り場が異なるので事前に確認が必要です。

路線バスは1時間に1本しかありません。私が幸手駅から7時30分発のバスに乗ったときは空いていましたが、9時35分発のバスには20人以上が並んでいました。満員で乗れないケースがあるのか分かりませんが、なるべく早朝か夕方頃の方が空いていると思います。

開花状況

桜の開花状況

今年は3月27日に開花宣言が行われました。その後は、4月1日に3分咲き、4月4日に6分咲きになり、4月7日に桜と菜の花が満開を迎えました。上の写真は4月11日時点のものですが、最近の雨風に負けずに引き続き見頃になっています。この調子だと、4月の中旬頃までは楽しめそうです。

幸手桜まつりの様子

権現堂堤の入り口

桜が満開になったことを知り、平日の晴れた日に権現堂堤に来ました。

桜のトンネル

土手の上は、まるでトンネルのように桜が頭上に咲いています。夜になるとピンク色の提灯がライトアップされます。

権現堂堤の桜と菜の花

土手を降りると菜の花畑が広がります。権現堂堤といえば、この菜の花と桜が同時に見られることが特徴になっています。

権現堂堤の桜と菜の花

別の角度から撮った写真です。辺り一面どこを見渡しても絶景が広がっているので、撮影技術がなくてもSNS映えする写真が撮れてしまいます。

菜の花畑

菜の花だけでもこの美しさです。関東全体で探しても、これだけ広い面積の菜の花畑は少ないと思います。

花見スポット

花見をする場合は、上の写真のような場所でシートを広げます。こんなに満開の桜の下で、菜の花畑を眺めながら美味しい食事を食べたら、最高に幸せなこと間違いなしです。

桜の道

桜の花びらが散ってピンク色の道になっているところがありました。

菜の花畑と橋

菜の花畑の近くには白い橋があるので、写真の被写体に変化をつけたいときにおすすめです。

しだれ桜

しだれ桜も咲いています。

ランチ、グルメ

幸手桜まつりの屋台

土手の中央付近には屋台があって食べ物には困りません。上の写真のように、遠くまで延々と店が並んでいるので、どれを食べようか迷ってしまうほどです。

峠の茶屋

席は少ないですが、「峠の茶屋」という食事処もあるので利用してみてください。

所要時間

桜や菜の花を見るだけなら、およそ1時間~1時間30分かかります。食事や花見をする場合には、さらに時間が必要です。

混雑具合

見頃時期には平日であっても非常に混雑します。私が平日に行った時には、朝の8時くらいにはカメラを持った人達で溢れていました。9時前にはシートを広げて花見を始めている人を見かけました。今回は駐車場に余裕がありましたが、土日には満車になっていることもあります。

秋の季節もおすすめ

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9月中旬から10月上旬にかけて、権現堂堤には約300万本の彼岸花が咲きます。こちらも非常に綺麗なので、是非行ってみてください。

土手を覆い尽くす無数の彼岸花、権現堂堤の曼珠沙華を見に行きました

感想

今回は、幸手市の権現堂堤に桜を見に行きました。以前から行きたいと楽しみにしていましたが、その期待を裏切らない絶景が待っていました。「死ぬまでに行きたい絶景」と言われているように、これだけ美しい景色を見ないなんて非常にもったいないです。こんなに感動するような絶景が春の1週間から2週間くらいしか見られないなんて、はかないものですね。埼玉県に住んでいる人はもちろん、東京からも電車とバスに乗って1時間30分ほどで行ける距離なので、是非行ってみてください。

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