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日本最大級の大塚国際美術館が凄い、通常の美術館とは規模が桁違い

大塚国際美術館

徳島県の大塚国際美術館は国内の美術館の中でトップクラスの規模を誇り、地下3階から地上2階までのフロアには世界各国の有名絵画が展示されています。今回は大塚国際美術館に行ったので、見所や館内のレストランなどについて紹介します。

なお、国内旅行を予約するときに安く済ませるポイントは、新幹線と宿泊のセットパックを利用することです。ちなみに、私がよく利用するサイトは「日本旅行」というサイトです。国内最大級のサイトだけあって、やはり使いやすいと思います。

大塚国際美術館の概要

大塚国際美術館とは、徳島県鳴門市にある美術館です。大塚製薬グループの創立75周年を記念して、本社がある鳴門市に設立されました。美術館としては日本最大級の規模を誇り、地下3階から地上2階までのフロアには1000点以上の作品が展示してあります。展示している全ての絵画は、陶板(とうばん)という技術を使って複製されたレプリカです。そのため、通常の美術館と違って作品の目の前まで近寄ることが可能ですし、写真撮影も許可されています。

基本情報

料金

大人3240円、大学生2160円、高校生以下540円
※再入館を希望する場合には、退館する際にスタッフに言えば当日限り可能です。

営業時間

午前9時30分~午後17時(最終受付は16時)

定休日

月曜日

交通アクセス

鳴門駅 ⇒ 徳島バス「鳴門駅前」 ⇒ ( 15分 ) ⇒ 徳島バス「大塚国際美術館前」 ⇒ 大塚国際美術館
※最寄駅の鳴門駅から徳島バスに乗って約15分です。自家用車で行く場合には無料の専用駐車場があります。ただし、駐車場から美術館まで約500メートル離れているので、駐車場から無料のシャトルバスを利用するか、徒歩で行く場合には約10分かかります。

フロアガイドと所要時間

館内は以下のフロアで構成されており、エスカレーターやエレベーターを使って移動します。それぞれのフロアには順路の矢印が記載してありますが、それに関係なく自由に見学できます。

・地下3階 古代~中世
建物の出入り口となるフロアです。注目作品は、システィーナ礼拝堂を完全再現した建物です。このフロアには、音声ガイドの貸し出し、お土産ショップ、「テ・ペル・テ」というカフェがあります。また、解説員による無料のガイドを受ける場合には、システィーナ・ホールが集合場所になります。

・地下2階 ルネサンス~バロック
主な作品はモネの「大睡蓮」です。「カフェ・ド・ジヴェルニー」というレストランがあります。

・地下1階 バロック~近代
主な作品はゴッホの「ヒマワリ」です。

・地上1階 現代 テーマ展示
主な作品はピカソの「ゲルニカ」です。屋外へ出たところにある別館には「レストラン・ガーデン」という食事処があります。

・地上2階 現代 テーマ展示
主な作品は「レンブランドの自画像」です。

各階のフロアは広く、全ての作品を鑑賞する場合にはかなりの時間がかかります。私は全てのフロアをさらっと見ただけでしたが、それでも食事の時間を除いて約2時間の所要時間でした。絵画が好きで個々の作品をじっくりと見たい場合には、丸一日かかると思います。結構な距離を歩くので、足は疲れることを覚悟してください。

大塚国際美術館の様子

大塚国際美術館の入り口

美術館の入り口です。外の券売機かカウンターでチケットを購入します。

システィーナ礼拝堂

最初に目にするのが「システィーナ礼拝堂」です。ミケランジェロの最高傑作と呼ばれる作品で、天井には旧約聖書の「創世記」に登場する「アダムの創造」や「ノアの洪水」などが描かれています。また、正面の祭壇には「最後の審判」があります。これは、世界の終末にイエス・キリストが死者に対して天国か地獄の裁きを下す様子を表しています。椅子が多く用意されているので、座りながら壁画を眺めることもできますし、館内は座れる場所が少ないので歩き疲れたらここで休むのもおすすめです。

エル・グレコの大祭壇画

エル・グレコの大祭壇画です。本物は戦争によって破壊されているため、当時の様子を推論することによって世界で初めて実物大に復元しています。中央に「受胎告知」を配置し、その周囲には「キリストの磔刑(たっけい)」や「キリストの復活」などの絵画があります。高さが10メートルほどあり、迫力があって圧倒されます。なお、本物の「受胎告知」は岡山県倉敷市にある「大原美術館」に展示されています。

大原美術館の詳細

フェルメールの真珠の耳飾りの少女

「フェルメールの部屋」では、「牛乳を注ぐ女」や上の「真珠の耳飾りの少女」などの代表作が複数展示されています。

スクロヴェーニ礼拝堂

イタリアにある「スクロヴェーニ礼拝堂」です。システィーナ礼拝堂と同じで「最後の審判」が描かれているので、比較して違いを楽しんでみてください。また、スクロヴェーニ礼拝堂の「最後の晩餐」において、テーブルの片側に十二使徒を座らせるのではなく、テーブルを囲むように配置したことは、当時としては革新的な試みであり、中世から近世絵画への転換を促しました。

モネの大睡蓮

地下2階の屋外にある「モネの大睡蓮」です。フランスのオランジュリー美術館にある「樹木の反映」、「朝の柳」、「二本の柳」、「明るい朝としだれ柳」という睡蓮の連作が展示されています。円形に配置された絵画を囲むように池があり、メダカが泳いでいたり、4月から11月頃までは睡蓮の花を見ることができます。

ゴッホのヒマワリ

ゴッホの幻の「ヒマワリ」です。ゴッホは全部で7点の「ヒマワリ」を制作しましたが、上の作品だけが第二次世界大戦で滅失していて現存していません。背景が青色で花の本数が5本であることが特徴になっています。

レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐

レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」です。湿気や戦争の空爆、オリジナルの絵に描き加えられた筆などによって無残な状態に破損していた絵画を科学的に修復したものです。修復によってキリストや使徒の顔が鮮明にわかり、部屋の壁を覆うほどの大作になっています。

修復前の最後の晩餐

部屋の反対側には修復前の絵も飾られています。

ピカソのゲルニカ

ピカソの「ゲルニカ」です。ナチスがスペインの都市ゲルニカで行った悲惨な爆撃に衝撃を受けたピカソが、パリ万国博覧会の壁画として制作したものです。

モナ・リザ

フランスのルーヴル美術館に展示されている「モナ・リザ」です。世界的に最も知られた絵画の一つであり、学校の教科書で見たことがある人は多いと思います。

大塚国際美術館の混雑具合

私は日曜日に訪問したところ、非常に混雑していました。特に入り口に近い地下は観光客が多く、上の写真のように現代アートのフロアは比較的空いています。通常の美術展のように前の人に続いて鑑賞する必要はないので、空いている場所を選んで鑑賞していけば、そんなに苦痛にならないと思います。

絵画の解説

それぞれの作品には解説が書かれているので、知識がない人でも十分に楽しめます。ただし、絵に全く興味がない子供は退屈に感じてしまうと思うので、小さい子供を連れた家族旅行には向いていないと思います。

聖テオドール聖堂

全ての作品を紹介することはできないので、もう少しだけ掲載していきます。上の写真は「聖テオドール聖堂」です。

ティツィアーノの聖母被昇天

ティツィアーノの「聖母被昇天」です。

マティアス・グリューネヴァルトのイーゼンハイムの祭壇画

マティアス・グリューネヴァルトの「イーゼンハイムの祭壇画」です。

ルノワールのムーラン・ド・ラ・ギャレット

ルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」です。

ランチ

館内で食事ができる場所は、1階の「レストラン・ガーデン」か地下2階の「カフェ・ド・ジヴェルニー」しかありません。どちらも15時前後の時間帯に20人から30人ほどの行列になっていました。昼食だけではなく、休憩のために利用している人も多いように見えました。

モネのパンケーキ

私は「カフェ・ド・ジヴェルニー」でランチを食べました。この店は、先にレジで会計を済ませてから番号の書かれたカードを受け取り、自分の番号が呼ばれたら取りにくい形式です。席は自由席になっているので、カードを受け取ったら席を確保した方が良いです。メニューは美術館をテーマにしたものがあり、「ヴィーナスカレー(1000円)」や上の写真にある「モネのパンケーキ(800円)」を注文している人が多かったです。他には、ケーキとドリンクがセットになった「本日のスイーツセット(800円)」などもあります。スイーツやドリンク以外のフードメニューは14時30分で終了になってしまうので、私が行列に並んでいるときも後ろの方の人はフードメニューを注文できなくなっていました

阿波尾鶏のチキンカツ丼

私が注文したのは「阿波尾鶏のチキンカツ丼(1000円)」です。サラダはセットになっていますが、ドリンクはないのでセルフサービスの水をもらいました。メインのチキンカツは、肉は固くて量は少ないです。館内には他に食べるところがないので自然と客が来るためなのか、美味しい料理を提供する意欲は少ないのかもしれません。ただし、個人的には美術館や博物館の食事はこんなものかと想像していたので、そんなにがっかりはしませんでした。

周辺の観光スポット

最後に、大塚国際美術館の近くにある観光スポットを紹介するので、一緒に行ってみてください。

渦の道

渦の道への行き方

大鳴門橋の上から渦潮を鑑賞できる施設です。行き方は、徒歩、自家用車、徳島バスの3種類があります。徳島バスで行く場合は、「大塚国際美術館前」バス停で乗車して「鳴門公園」バス停で下車します。徒歩の場合は、上の写真にある坂道を20分ほど進むと到着します。道が上り坂になっているので、観光の順序としては先に渦の道を見た後に美術館へ行った方が疲れないと思います。

渦の道の詳細

うずしお観潮船

渦潮を至近距離から鑑賞できる遊覧船です。徒歩で行くと20分以上かかるので車かバスがおすすめです。徳島バスで行く場合は、「大塚国際美術館前」バス停で乗車して「鳴門観光港」バス停で下車します。

うずしお観潮船の詳細

感想

今回は、徳島県の大塚国際美術館に行ってきました。入館する前は料金が高いと思っていましたが、建物に入るとその考えが一変しました。これまで何度も訪れた東京の美術展とは異なり、頭上にまで絵が描かれる圧倒的なスケールと、全てをじっくりと見るのは困難なほど多い作品の数を体験することで、十分に訪れる価値はあると感じました。日曜日ということもあり、ランチタイムにはレストランがどこも行列になっていたことは残念でしたが、肝心の絵に関しては素晴らしいの一言です。世界各国の美術館に行かなくても有名な作品が一度に見られたことは、とても満足でした。

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