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世界遺産の洋風建築は絶好の写真スポット、長崎県のグラバー園に行きました

グラバー邸

日本最古の木造洋風建築として世界遺産に登録されたグラバー邸などを集めたグラバー園。歴史を感じられる建物のレトロな外観は、写真好きにはたまらない観光スポットです。今回は、グラバー園とその近くにある大浦天主堂に旅行をしてきました。

なお、国内旅行を予約するときに安く済ませるポイントは、新幹線と宿泊のセットパックを利用することです。ちなみに、私がよく利用するサイトは「日本旅行」というサイトです。国内最大級のサイトだけあって、やはり使いやすいと思います。

グラバー園の概要

グラバー園とは、長崎県長崎市の南山手町にある洋風の歴史的建造物を集めた観光施設です。幕末にスコットランドから長崎県に移住した商人「トーマス・ブレーク・グラバー」が住んでいたグラバー邸を始めとして、リンガー邸、オルト邸、その他にも市内に点在していた旧長崎地方裁判所長官舎や旧長崎高商表門衛所などの洋風建築物を移築、復元しています。その中でもグラバー邸に関しては、明治時代の歴史的遺産を23件まとめて登録された世界遺産の一つに含まれています。

グラバー園の営業時間は午前8時〜午後18時(最終受付は17時40分)です。定休日はなく、年中無休で営業しています。入園料金は、大人610円、高校生300円、それ以下の子供が180円になります。

グラバー園への交通アクセス

まず最初に、グラバー園への行き方について説明していきます。県外などから電車を使って行く場合と自家用車で行く場合の二つの方法を紹介します。

電車で行く場合

JR「長崎」駅を下車して、駅前にある長崎電気軌道の路面電車を使用します。「正覚寺下」行きの路面電車に乗り、「築町」停留所で一度下車します。そこで「石橋」行きに乗り換えて終点の「石橋」停留所で下車します。路面電車は基本的に5分から10分間隔で運行しており、JR「長崎」駅から「石橋」停留所までの所要時間はおよそ20分になります。

「石橋」停留所で下車した後は、すぐ近くにある「グラバースカイロード」というエレベーターに乗るとグラバー園の第2ゲートに到着します。もう一つの第1ゲートから入場した場合には、園内にあるエスカレーターを使って一度最上部まで行ってから、徒歩で下りながら建築物の観賞をしていくことになります。しかし、第2ゲートから入場した場合にはその段階で既に最上部まで来ているので、後は下るだけになります。

別の行き方としては、「石橋」停留所で下車するのではなく、その一つ前の「大浦天主堂下」停留所で下車する方法があります。こちらの場合、「大浦天主堂下」停留所からグラバー園まではグラバー通りの道のりを徒歩で約10分の距離になります。この行き方の場合は第1ゲートから入場することになるので、園内に入ってからはエスカレーターに乗って一度最上部まで行く必要があります。

「大浦天主堂下」停留所からグラバー園へ向かう途中には大浦天主堂があり、グラバー通りにはカステラなどのお土産や軽食が多数売られています。ただし、「石橋」停留所で下車した場合にも、帰りに第1ゲートから出れば、同じくグラバー通りを通って買い物をしたり、大浦天主堂に行くことも可能なので、都合に合わせて好きな方を選択すれば良いでしょう。

路面電車の乗り方は、整理券や電車の切符のようなものを事前に購入する必要はなく、バスに乗るイメージでそのまま路面電車に乗車した後は、降りたい停留所で降車ボタンを押して運賃箱に現金を投入して下車します。路面電車の運賃は一律大人120円になっています。JR「長崎」駅から路面電車に乗る場合は「築町」停留所で乗り換えることになりますが、運賃は2回分の240円になるわけではありません。「築町」停留所で120円の運賃を支払って一度下車するときに、運転士に「のりつぎ券」の発行を依頼します。そして、次に「石橋」または「大浦天主堂下」停留所で下車するときには、120円の運賃を支払わない代わりに、その「のりつぎ券」を運賃箱に投入します。

自家用車で行く場合

グラバー園には駐車場がないので、自家用車で行く場合には近くの駐車場に停めてそこから歩く必要があります。例えば、グラバー通りのすぐ近くには、「長崎市営松が枝町駐車場」と「長崎市営松が枝町第2駐車場」があります。普通自動車の収容車数はそれぞれ40台と94台です。普通車の駐車料金は、両方とも同じで、最初の一時間までは290円、それ以降は30分ごとに140円が発生します。

グラバー園の散策方法

グラバー園のエスカレーター

グラバー園の敷地は斜面の土地になっており、グラバー邸やリンガー邸などの建物が建っている位置には高低差があります。園内は広く、効率的に見て回るために、まず最初に上の写真に写っているエスカレーターを使って最上部に行き、そこから建物や風景を見ながら下っていくコースが推奨されています。そのため、第1ゲートでチケットを購入して入場したら、園内にあるエスカレーターを2回乗って最上部を目指しましょう。なお、グラバースカイロードを使って第2ゲートから入場した場合には、始めから最上部にいるのでエスカレーターは不要です。

長崎伝統芸能館

後述するように、園内には様々な洋風建築が展示されています。その中へ自由に入って建物の様子を見学できます。園内には展示品の解説が豊富にあるわけではなく、カフェなどで食事や休憩をしなければ、グラバー園全体を観光するのに必要な所要時間はおよそ1時間30分から2時間になります。最終的な出口は、上の写真にある長崎伝統芸能館という場所の中になります。ここでは「長崎くんち」という長崎のお祭りで使われる巨大な船や龍が展示されていて、意外と面白いです。また、お土産も長崎伝統芸能館で購入できます。

グラバー園の様子

ここからは、グラバー園の様子を写真と共に紹介していきます。全ての写真を掲載しているわけではなく、実際にはもっとたくさん見るところがあるので、ご自身で旅行してみてください。

自由亭

日本人による初めての西洋レストランが「自由亭」になります。現在はカフェになっており、店内ではオリジナルコーヒーやケーキなどを飲食することができます。

西洋料理発祥の碑

店の外には「西洋料理発祥の碑」が置かれています。

旧三菱第2ドックハウス

白壁の二階建ての建物は「旧三菱第2ドックハウス」です。「ドック」とは船の修理等を行うときの設備を指します。そして、船がドックに停泊している間に船員が宿泊するための家が、このドックハウスになります。

世界新三大夜景

注目すべきポイントは、2階のベランダからの景色が素晴らしいことです。ここから見える山の斜面に建設された長崎市街地の住宅やビルなどは、夜になると「世界新三大夜景」と呼ばれる絶景を生み出します。

長崎湾

「旧三菱第2ドックハウス」からは長崎湾の風景も眺められます。私が行った時には中国人が海外旅行で乗ってきたような豪華客船が停泊していました。

三浦環の像

プッチーニが作曲した「蝶々夫人(マダム・バタフライ)」という悲しい物語は長崎県が舞台になっています。そこで、蝶々夫人の公演を世界各国で行っていたオペラ歌手の三浦環(みうらたまき)さんの像が園内には置いてあります。

ウォーカー邸

長崎県に40年以上住んでいたロバート・ウォーカー・ジュニア氏の「ウォーカー邸」です。

旧長崎地方裁判所長官舎

こちらは「旧長崎地方裁判所長官舎」です。ここでは、レトロな衣装を着て写真撮影をしたり、衣装を着たまま園内を散策することができます。私が行ったときにもおしゃれな衣装を着用している女性を見かけました。料金は30分につき600円になっています。

グラバー邸

トーマス・ブレーク・グラバー氏が住んでいた「グラバー邸」です。この住宅は1863年に建てられており、日本最古の木造洋風建築になっています。また、貴重な文化的財産として、2015年には世界遺産に登録されています。なお、グラバー園には複数の住宅や建築物が存在しますが、その中で世界遺産に認定されているのは「グラバー邸」だけです。

グラバー邸の明治時代初期の西洋料理

建物の中は意外に広くて様々な部屋に分かれています。そのため、注意深く歩かないと部屋を見落としてしまう可能性があります。上の写真は、明治時代初期の西洋料理がテーブルの上に再現されています。

グラバー邸の来客用の寝室

こちらは来客用の寝室で、部屋の中にはベットなどが置かれています。この他にもたくさんの部屋があるので見てみてください。

グラバー邸の隠し部屋

天井には、幕末の武士たちが隠れたと言われる隠し部屋があります。

ハートストーン伝説

グラバー園には「ハートストーン伝説」というものがあります。園内に敷き詰められた石畳のどこかに2つのハート模様があり、それを見つけて触れると願いが叶うと言われています。

グラバー園のハート型の石

ハート型の石は上の写真のような感じです。私が実際に探してみたところ、意外に難しいと感じました。もしかしたら他の知らない誰かが見つけて写真撮影などをしているかもしれませんが、そうでなければ何の事前知識もなく見つけるのは簡単ではないかもしれません。時間に余裕がある人は、遊び感覚で友達やカップルで探すのも楽しそうですが、忙しい人は事前にある程度の場所は調べておくと良いでしょう。

大浦天主堂

大浦天主堂

グラバー園と一緒に長崎県の観光スポットとして選ばれることが多いのは大浦天主堂です。日本で最古となるキリスト教の建築物として国宝に認定されています。交通アクセスとしては、グラバー通りの途中に位置しており、「大浦天主堂下」停留所からグラバー園へ向かって歩いていると見つかります。

拝観料は、大人600円、中学生と高校生が400円、小学生以下の子供が300円になっています。拝観料を支払うことで教会の内部へ入ることが可能ですが、現在も礼拝として使用されているので、脱帽、静粛、撮影禁止、禁煙という規則があります。

今回は拝観料を払って大浦天主堂の内部へ入りました。厳かな雰囲気でわずかに緊張してしまいます。観光施設ではないので長居するほど見るものが展示されているわけではなく、大浦天主堂は10分ほどの所要時間で出てきてしまいました。キリスト教や歴史に興味がない人にとっては拝観料は少し高いので、わざわざ行く価値があるかは微妙なところです。そのような人は、グラバー園の観光にその分の時間を割き、美しい教会の写真を外から撮るだけでも良いでしょう。

グラバー通り、お土産

グラバー通り

長崎県で有名なグルメといえばカステラです。グラバー園や大浦天主堂へ向かう通り道になっているグラバー通りには、「長崎堂」や「清風堂」、「オランダ物産館」などカステラを販売するお土産ショップが数多く立ち並びます。ただし、ハウステンボスの方が種類は多かったと思いますので、後日ハウステンボスにも行くという人はここで買わなくても良いかもしれません。

文明堂の総本店

カステラで有名な文明堂の総本店もあります。それぞれのお店ではカステラの試食が置いてあることが多いです。定番のザラメがついたものを始めとして、抹茶味やチーズ味、チョコレート味など普段は食べられないような変わったカステラがあるので、食べ比べをしてみてください。カステラは日常的に好んで食べているわけではありませんが、甘くしっとりとしていて非常に美味しかったです。

感想

今回は、長崎県にあるグラバー園と大浦天主堂に観光してきました。グラバー園の園内には歴史のある洋風建築がたくさんあって見所も多く、思っていたよりも面白いと感じました。それだけではなく、グラバー園から見える長崎市内の景色も素晴らしくて、カメラ好きの人にもおすすめです。グラバー通りではカステラの試食が多くて、それぞれのお店でカステラを試食していくと、それだけで満腹になってしまいそうです。グラバー園、大浦天主堂、グラバー通りというように、主要な観光スポットが密集している場所なので、長崎県へ旅行する際には候補に入れてみてください。

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