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甘い香りに癒される、ロウバイや梅が咲く長瀞の宝登山でハイキングをしました

宝登山のロウバイ

全国的にも珍しいロウバイを見られる埼玉県の長瀞にある宝登山。山頂近くのロウバイ園には黄色い花が咲き、独特の甘い香りが冬の寒さを忘れさせてくれます。今回は、宝登山へ見頃を迎えたロウバイを見に行くと共に、長瀞の美味しいグルメを堪能してきました。

なお、国内旅行を予約するときに安く済ませるポイントは、新幹線と宿泊のセットパックを利用することです。ちなみに、私がよく利用するサイトは「日本旅行」というサイトです。国内最大級のサイトだけあって、やはり使いやすいと思います。

宝登山の概要

宝登山(ほどさん)とは、埼玉県秩父郡長瀞町に位置する山です。国内有数のロウバイ(臘梅)の名所として、12月下旬から2月下旬頃になると山頂に約3000本のロウバイが咲きます。他にも、春の季節には関東一品種が多いと言われる梅やツツジなどが花を咲かせ、秋には色鮮やかな紅葉を求めて多くの観光客が訪れます。

標高は497.1メートルとそんなに高くはなく、登山の初心者でも挑戦しやすい山です。ハイキングで歩いて山頂を目指す場合には、片道はおよそ1時間の所要時間になります。登山をせずに気楽にロウバイや紅葉を楽しみたいという人は、片道5分のロープウェイが有料で用意されています。

宝登山のふもとには宝登山神社や不動寺があります。また、長瀞駅の周辺には、岩畳の絶景や荒川のライン下り、埼玉県立自然の博物館など、一日かけても足りないくらい多くの観光スポットが密集しています。さらに、長瀞周辺は埼玉県で有名な紅葉の一大スポットになっています。詳細は「埼玉県の紅葉の名所、ライトアップも楽しめる長瀞へ紅葉を見に行きました」をお読みください。

宝登山麓駅への交通アクセス

ロウバイや梅などは宝登山の山頂付近にあり、そこへ行く方法にはハイキングかロープウェイがあります。ロープウェイは宝登山麓駅と宝登山頂駅の間を運行しているので、まず最初に長瀞駅から宝登山麓駅へ向かうための交通アクセスについて説明します。

徒歩で行く場合

長瀞駅を降りたら、そこから宝登山の参道をひたすら道に沿って直進していきます。参道には様々な食事処やお土産屋があるので、食べ歩きや買い物をしながらゆっくりと向かうのもおすすめです。

宝登山麓駅の行き方

参道を20分ほど歩いていると、左手に「有隣倶楽部」という和食レストランや「長生館」という旅館の看板が立っています。その隣に上の写真のような坂道があるので、ここを5分ほど歩くと宝登山麓駅へ到着します。

宝登山神社の社殿

参道の突き当たりには宝登山神社があります。宝登山の山頂には奥宮がありますので、時間がある人は先にここで参拝しておくのが良いでしょう。また、社殿の彫刻は立派なので確認してみてください。

宝登山麓駅の行き方

宝登山神社のわきには上の写真のような坂道があります。ここを5分ほど歩くと宝登山麓駅へ到着します。

シャトルバスで行く場合

宝登山のシャトルバス

1月と2月には無料のシャトルバスが運行しています。シャトルバスを利用すれば、長瀞駅から宝登山麓駅まで直通で行くことが可能です。行きのバス停は長瀞駅を出たすぐのところにある駐車場にあり、帰りのバス停は宝登山麓駅の近くにある「宝登山麓駐車場」という大型の駐車場にあります。ちなみに、自家用車で宝登山に行く場合にはこの駐車場に停めると良いでしょう。

シャトルバスは運行日が限られているので事前に調べておく必要があります。基本的には土日に運行していますが、ロウバイ祭りの期間中は平日を含めて毎日運行しています。運行時間は10時から16時で、およそ15分から30分間隔で走っています。ただし、人が集まったら随時運行しているようで、私が行ったときには朝の9時過ぎでも乗れるようでした。

バスは上の写真のような中型の大きさです。私が平日に行ったときには6割から8割くらいの席が埋まっているようでしたので、休日は乗れない人が出てくるかもしれません。シャトルバスを使わなくても片道20分くらいで行けるので、参道のお店を眺めながら徒歩で行くのもおすすめです。

宝登山ロープウェイ

宝登山ロープウェイの宝登山麓駅

宝登山麓駅に着いたらロープウェイのチケットを購入します。大人の運賃は、片道が480円で往復が820円です。11歳以下の子供は運賃が半額料金になります。また、ロープウェイの往復運賃と動物園の入園料がセットになった券が、大人1210円、子供610円で販売されています。運転時刻は季節によって多少変わりますが、基本的には9時40分から16時30分(または17時)になります。この時間内を30分間隔で運行していますが、混雑時は運行間隔を変えているようで、私が行った時は15分間隔でした。

宝登山ロープウェイの改札

宝登山麓駅の周辺にはお土産売り場や屋内の休憩所、小さなゲームセンターなどがありますので、チケットを購入してから時間に余裕がある場合には利用してみてください。発車時刻の2分から3分前に上の写真の改札が開きますので、集合して一列に並んでください。ロープウェイは50人が定員で、座れる椅子は20人分くらいしかありません。その他の人は立って乗ることになります。ただし、ロープウェイの乗車時間は約5分ですし、高尾山のロープウェイと違って傾斜がないので、立っていても問題ないと思います。スタッフが宝登山について解説してくれるので、それを聞きながら宝登山の風景を眺めてみてください。

宝登山ロープウェイの宝登山頂駅

宝登山頂駅に着いたら記念写真を撮ってくれますので、希望があれば購入できます。ロープウェイの混雑具合に関しては、私が平日の10時に乗ったときは20人くらいの乗員でそこそこ空いていましたが、お昼の時刻が近づくにつれて団体客が増えて混雑しているようでした。そのため、ロウバイや梅が見頃の時期の土日は混むことが予想されます。

福寿草

宝登山頂駅に福寿草が少しだけ咲いていました。

宝登山の様子

宝登山頂駅でロープウェイを降りたら、そこからは徒歩で移動になります。ちょっとした山登りになりますので、必要に応じて登山用の杖を借りることができます。ろうばい園の他には、梅百花園、山頂、宝登山神社の奥宮、宝登山小動物公園という見所があります。私は宝登山小動物公園以外には全て行きましたが、所要時間はおよそ1時間でした。

ろうばい園

西ろうばい園

宝登山頂駅から少し歩けば、もうそこはろうばい園になります。「東ろうばい園」と「西ろうばい園」に分かれていますが、山頂を目指して順路を歩いていけば、東ろうばい園、西ろうばい園という順にどちらも通過するので、あまり区別する必要はないです。ちなみに、上の写真は西ろうばい園の景色です。

宝登山のロウバイ

開花状況としては、西ろうばい園が見頃で、東ろうばい園が5分咲きでした。西ろうばい園だけでもかなりのロウバイが満開に咲いていますし、ロウバイ自体は西も東も同じ花なので、西ろうばい園を中心に観賞や写真撮影をすれば問題ないでしょう。

ロウバイと秩父の街並み

ろうばい園からは秩父の街並みが広がります。是非、ロウバイと一緒に写真を撮ってみてください。

宝登山のロウバイ

ロウバイの花は小ぶりで下向きに花を咲かせます。桜のようなインパクトはない代わりに、甘い香りが特徴的になっています。意識して歩かなくても気がつくほどの強い香りは、現地に行って体験しないともったいないです。

宝登山のロウバイ

宝登山のロウバイ

梅百花園

約170種類470本の梅が咲き、関東一品種が多いと言われている梅園です。梅で有名な茨城県の偕楽園が約100品種ですから、確かに珍しい品種の梅が見られそうです。私が行った時には「八重寒紅(ヤエカンコウ)」という梅が咲いていました。2月上旬の今の時期だと咲いている梅の数は少なく、2月下旬から3月上旬あたりが見頃になると思われます。

宝登山の梅百花園

宝登山の梅百花園

宝登山の梅百花園

宝登山の梅百花園

宝登山の山頂

宝登山の山頂

宝登山頂駅から10分くらい歩けば山頂に到達します。風が非常に強いため、帽子などが飛ばされないように注意してください。山頂にはベンチが設置されていますので、天気が良ければ花見や軽食を食べることもできそうです。お弁当を持参しても良いですし、食べ物を売っている売店も宝登山頂駅近くにあります。

武甲山

山頂からは秩父の山が眺められます。上の写真は秩父三山に選ばれている「武甲山」です。

両神山

こちらも秩父三山の一つ「両神山」になります。

宝登山神社奥宮

山頂の近くに宝登山神社の奥宮があるので、しっかりと参拝しておきましょう。なお、狛犬がオオカミになっているのでチェックしてみてください。

宝登山神社奥宮の鳥居

宝登山神社奥宮の社殿

宝登山小動物公園

宝登山小動物公園

猿や鹿、うさぎなどの小動物を飼っている動物園です。ロープウェイを降りてから10分ほど歩く必要があります。幼い子供がいる家族の場合には行ってみてください。

長瀞周辺のグルメ、ランチ

長瀞駅の周辺には地元の名産品を扱ったレストランやカフェがたくさんあります。宝登山の参道には、山盛りの天ぷらで有名な「たじま」というそば屋、焼きプリンやわらび餅などを扱う「やました」という甘味処など、数多くの人気店が立ち並びます。また、参道とは反対側へ長瀞駅を降りれば、イタリアンジェラートの専門店やガレットを使ったホットドックなど、デートで盛り上がりそうなおしゃれなお店があります。ここからは、今回の長瀞観光で私が食べたものを紹介していきます。

地場産食材宝(寶)

埼玉県産の豚や秩父産の味噌など、地元の食材を使ったレストランです。店の場所は、長瀞駅を出たすぐのところにあるので分かりやすいです。店内にはテーブル席とカウンターがいくつかあり、あまり広くはありません。開店直後の11時30分頃に訪問したところ、先客は1名だけでした。自分で好きな場所に着席し、セルフサービスになっているお茶を取りに行きます。

地場産食材宝のメニュー

メニューは、秩父のB級グルメとして知られる「豚みそ丼」を筆頭に、男性が好きそうな丼ぶり料理がたくさんあります。デザートに関しては阿左美冷蔵の氷を使ったかき氷やアップルパイ、他にはアルコール類も扱っています。

豚みそ丼

上の写真は「豚みそ丼(小、780円)」です。秩父味噌で味付けをした豚肉を炭火で香ばしく炙っています。ご飯の上には大きめの豚みそが2枚とネギがのっています。量は多くはないので、少食の女性や色々な種類の料理を食べたい人におすすめです。

はーふ丼

こちらは「はーふ丼(1100円)」です。厚切り豚ロースが一枚とわらじかつが一枚のったボリュームのあるメニューです。厚切り豚ロースは豚みその肉よりは分厚くて食べ応えがあります。わらじかつは薄めのカツで、サクサクした食感と甘いタレが美味しいです。味もコスパも抜群で、豚肉ととんかつの両方を食べたい人におすすめです。

みそぽてと

サイドメニューとして注文したのが「みそぽてと(340円)」になります。揚げたじゃがいもに甘い味噌で味付けしてあります。不味くはありませんが、少し値段は高いです。長瀞周辺にはみそぽてとを売っている店がたくさんあるので、時間がある人はここで食べなくても良いでしょう。

阿左美冷蔵 金崎本店

明治23年に創業した天然氷の製造、販売をしているかき氷の専門店です。天然氷とは、冷凍の機械で人工的に水を凍らせた氷ではなく、池や湖など自然の力で生成した氷のことです。現在は日本全国でも天然氷を製造している蔵元は5箇所しかなく、その内の一つが阿左美冷蔵になります。

本店は木曜日が定休日で、上長瀞駅から徒歩5分の距離にあります。支店は火曜日が定休日で、長瀞駅から宝登山の参道を5分ほど歩くと到着します。支店の方は12月から2月まで休業という情報をインターネット上で見かけますが、定休日以外は冬場でも営業しています。阿左美冷蔵の公式ブログもありますのでチェックしてみてください。

阿左美冷蔵の金崎本店

今回は阿左美冷蔵の本店に行ってきました。車通りの激しい道路沿いを歩いていると、通り過ぎてしまうくらいに主張の少ない店舗の入り口が見えてきます。入り口を通ると店の外に呼び鈴が置いてありますので、それを押してスタッフを呼んでください。すると、スタッフが店内の席まで案内してくれます。休日や夏場は行列になる大人気店ですが、冬の季節の平日ということで、店内には数組しか先客がいなくて空いていました。カップルが多かったですが、男性だけで食べに来ている人など、客層は幅広いです。

阿左美冷蔵のメニュー

かき氷のメニューは、白あんなどの単品メニューが少しだけあり、大部分は3種類のシロップ、トッピングが一度に楽しめるセットメニューになっています。その他に、日替わりの季節限定メニューが用意されています。私が行ったときには、生苺&生デコポンのかき氷がありました。

阿左美冷蔵の天然かき氷

料金は先払いになります。注文した後は、セルフサービスになっている温かいお茶を飲んで待ちます。店内には暖房がついていますが、冬場にかき氷を食べる場合には徐々に体が冷えてきますので、温かいお茶は必需品になります。注文してから数分が経つと、かき氷が運ばれてきます。写真の手前に写っているのが「あさみの果汁スペシャル(1200円)」で、奥に写っているのが「蔵元秘伝みつ極みスペシャル(1500円)+白玉トッピング(200円)」になります。

あさみの果汁スペシャル

「あさみの果汁スペシャル」は、みかん、白桃、ぶどうの3種類のシロップがついています。酸味が強くてしっかりとフルーツの風味が感じられます。練乳も用意されているので、好きなだけ自由にかけて食べられます。かき氷の見た目は量が多くて食べきれるか不安になりますが、天然氷ということで口の中で溶けていくので、食後のおやつでも十分に食べきれると思います。事前に調べた口コミ評判通り、とても美味しいかき氷でした。

蔵元秘伝みつ極みスペシャル

「蔵元秘伝みつ極みスペシャル」は、白あん、あずぎ、栗あんの3種類のトッピングがついています。練乳の代わりに秘伝のみつが渡されますので、かき氷にみつをかけた後に白あんなどをトッピングして食べていきます。果汁スペシャルの方はさっぱりとした味付けだったのに対して、こちらは甘さが強くて和菓子を食べている感じです。複数のメンバーで行く場合には、果汁系のかき氷を一つと和風のかき氷を一つというように、何種類か注文して食べ比べると飽きなくて良さそうですね。白玉は小さめのものが5つ入っています。普通の白玉なので、別になくても良いかなという印象です。

感想

今回は、埼玉県の長瀞へ観光してきました。一番の目的である宝登山のロウバイは、桜や梅と比較すれば控えめでしたが、想像以上に甘い香りが強くて驚きました。山頂から見える秩父の山々や街並みの景色も素晴らしく、風さえなければ晴れた日のハイキングは最高に気分が良いと思います。その他に、秩父名物の豚みそや天然氷のかき氷も食べられて、とても充実感のある日帰り旅行になりました。

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