黄金の絨毯を歩く、神宮外苑のいちょう並木へ紅葉を見に行きました

美しい神宮外苑のいちょう並木

都会とは思えないほど美しい紅葉が広がる神宮外苑のいちょう並木。黄金のイチョウがはるか遠くまで続く圧巻の光景と、駅から徒歩数分という交通アクセスの良さから、毎年多くの人が紅葉狩りに訪れます。今回は、神宮外苑のいちょう並木へ行きました。

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神宮外苑の紅葉について

晩秋の季節になると、東京都新宿区にある明治神宮外苑のいちょう並木は全国有数の紅葉スポットとして人気を集めます。いちょう並木は青山通りから軟式野球のグラウンドまでつながる直線上の道で、そこには146本のイチョウが植えられています。

毎年、イチョウの見頃時期に合わせて「神宮外苑いちょう祭り」が開催されます。開催場所は軟式野球のグラウンドで、様々なグルメの屋台が出店します。しかし、2016年度の神宮外苑いちょう祭りは諸般の事情により中止になっています。

いちょう並木への交通アクセス
東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線の「青山一丁目」駅の1番出口から徒歩5分です。駅の階段を上がって地上に出てから、そのまま真っ直ぐに歩くと右手に見えてきます。他には、東京メトロ銀座線の「外苑前」駅からも近いです。都営大江戸線の「国立競技場」駅やJR中央・総武線の「信濃町」駅からも行けますが、少しだけ遠くなります。

神宮外苑いちょう並木の様子

今回は、11月29日の平日に神宮外苑のいちょう並木を見に行ってきました。駅を出てからビルやショップが立ち並ぶ都会の街並みを歩いていると、突然美しい自然が広がります。

道路の中央から撮影したいちょう並木

イチョウの木は道路と歩道の間に植えられています。いちょう並木の写真を見ると、道路の中央から撮影したものを見かけることがありますが、本来は車道なので車が走っています。しかし、今年は11月21日~11月30日の17時までは車両の交通規制が行われるため、車道の中に入って写真撮影ができます。上の写真は実際に道路の中で撮影したものです。

聖徳記念絵画館

いちょう並木の先に見えるグレーの建物は「聖徳記念絵画館」です。ここでは、明治天皇に関連する絵画が展示されています。

イチョウの見頃状況

紅葉の状況としては、緑色の部分が少しだけ残る感じで、ほとんどの葉が黄色になっていました。

落葉したイチョウ

ただし、先日の雪や雨などで落葉が大幅に進んでおり、見頃時期は過ぎていました。今年は11月20日~11月25日あたりがピークだったようです。

落葉したイチョウが作る黄金の絨毯

上の写真のように、中央の道路わきにある2つの歩道の内で、片側のイチョウは半分以上の葉がなくなっていました。その代わり、地面に落ちたイチョウの葉が黄色の絨毯になっている様子を楽しむことができます。歩道にはベンチも少しだけ設置されていますので、利用してみてください。

見頃を迎えたイチョウ

反対側の歩道は今が最盛期のような感じで、とても美しいです。この様子だと、12月の上旬までは綺麗に見えると思われます。11月末の現在であってもまだ美しい黄葉が見られるため、平日の昼間でも驚くほど混雑していました。低い位置で写真を撮ろうと思えば、、必ず人が写ってしまいます。

イチョウと青空

歩道を歩きながら空を見上げれば、イチョウの葉のすき間から青空が広がっています。

イチョウ並木のアップ

今年は楽しみにしていた神宮外苑いちょう祭りがありませんでした。昨年のいちょう祭りはフードの種類が充実していて満足度が高かっただけに残念です。そのため、今回の所要時間は30分~1時間ほどでした。

SHAKE SHACK

シェイクシャック

イチョウ並木の途中には、「SHAKE SHACK(シェイク シャック)」というニューヨーク発祥のハンバーガー屋があります。昨年オープンしたばかりの頃に来たときには100人以上の長蛇の列ができていて驚きましたが、1年が経過した現在でも大人気のようでした。平日の13時過ぎに、50人ほどの人が行列になっていました。客層は若い女性が多いようです。

感想

今回は、神宮外苑のいちょう並木に行ってきました。落葉が予想以上に進んでおり、もう少し早く来れば良かったと後悔しましたが、現在でも十分に綺麗に見られて満足でした。都会の中心で、しかも無料で見られることもあり、平日にも関わらずかなり大勢の人でにぎわっていました。12月の上旬くらいまでは楽しめると思うので、是非足を運んでみてください。

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